2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

一票の行方

今日は、作業に必要な素材集めのために、街中を移動しまくった。バスや電車も使っているので、移動距離に比べて歩行距離は少ない。とはいえ、一日で10キロくらい歩いてしまった。スタート地点は、日本領事館。在外選挙人投票というのをやってきた。 私が投じ…

負けるということ

朝早起きして、サッカー日本vsパラグアイ戦を見る。最後の最後、日本はPKで負けてしまった。 負ける、ということについて、なんとなく一日中考えていた。 負けるってのは、どういうことなんだろうかって。勝つと皆、とても喜ぶ。負けると、打ちのめされる。 …

なんとなくラッキーな気分

昨日よりVUOを心掛けたせいか、気分はブルーからピンクへと移行。サラダでも食べようと、冷蔵庫からレタスを取り出したら、何かがポロっと下に落ちた。あ、これは。足をぎゅっと堅くして、どう見ても生きているようには見えないけれど、この艶。この色。赤に…

へからUVへ

今日はなぜかしら、ブルーな気持ち。いつもならば、ここから紫紺、濃紺、漆黒、闇へと堕ちて行ったりもするのだが、そんなことをしている暇はない。ブルーな時には口元がどうしてもへの字になってしまうのだが、このへの字をVの字へと無理矢理変換する。内側…

チカっとしたやつ

ワールドカップに邪魔されつつも、なんとか作業を進めようとする毎日。今日もいろんな選択を迫られる。どおしよっかな。一人っきりでものを作っている場合、全ての選択がまかされているので、その分選択回数が極端に多くなってしまうし、責任の所在は明らか…

選ぶということ

一日中、ラボに籠って過ごす。決めることがたくさんあって、頭が痛い。何かを作るということは、細かい決定の連続なのだ。何を入れて、何を除くか。選択肢は無限にあるので、この決定は小さいようで、一つ一つがすごく大きい。一つ選ぶと、その前にまた無数…

ハッピーなブルー

今日は朝からソワソワ。なぜ。もちろん、日本vsデンマークの試合があるからである。日本は深夜3時くらいらしいのだけれど、こちらは朝の11時。仕事がある平日の深夜にサッカー観戦というのも大変だけれど、世の中の人々が皆お仕事をしている平日の11時に堂々…

ミッションわくわく

今日もぐずぐず戦略でぐずぐずと朝から仕事をしてるようなしてないようなのをずっとやって、午後になって近くのサイエンス・パークにてくてく出掛けた。ここのミュージアム・ショップは、ときどき覗きに行く。何か面白いものがないかな、と探しに行くのだ。…

火花

今日も一日、ずっと、うまくはまらないパズルの欠片をあっちにやったりこっちにやったりしながら過ごす。その途中で、突然睡魔に襲われて二度程寝て、また起きてパズルに取り組む。なかなか答えは見つからない。無理をすると壊れてしまいそうだし、かといっ…

怠けの極意

一日中、ああでもないこうでもないと作品の実験をしていたのだけれど、どうもちょっと暗礁に乗り上げて来た。これは何かをゼロから作ろうとする時に、いつも起こることなので、「あ、来た来た」という感じでもあるのだけれど、実際にこの乗り上げる感じ、先…

巨大な頭

朝方、いつものモールに朝食を食べに出掛けた。曇り空で寒い。もう6月も20日なのにね。カーディガン2枚重ね着で出たのだけれど、夏ぶってスカートなんか履いていたために、寒くて途中で後悔した。それでも街中にはフリップフロップのYYを履いた人がたくさ…

畑街

今日もまた、ベランダ畑をニタニタしながら何度も見てしまった。毎日微妙に変化していく植物の様子を見るのが、たまらなく楽しいのだ。トマトは完全に巨木化。昨日、トマト用のケージというのを買って来たので、そいつに入れたら、枝をケージの枠によっかか…

夏の庭

ガーデンショップの特別バーゲンに出掛けて、またいろいろと買ってしまった。今日の目玉は青紫蘇の苗。この前を通った時、「あ」という声と共に、冷やし素麺の図が浮かび、心からどうしても離れなかった。もう一つは「クリアランス」の棚で、ちょっと寂しそ…

雀を腕に乗せる

お昼に、近くのレバノン料理店でテイクアウトした美味しいものを持って、オリンピックの選手村まで歩いて行って、そこでランチ。別にVには梅雨なんてないのだと思うのだけれど、曇天に寒風。今にも降りそう。選手村であった場所は新しいコンドミニウムが立ち…

Show must go on!

昨日からいろいろあって、7月の公演の日程が二週間くらい遅れることになった。ずっと前から「シチガツココノカ、シチガツココノカ」と呪文のように唱えながら毎日を送っていたので、ちょっとばかり拍子抜け。でも実は、かなり締め切りがキツくなっていたの…

爪のこと

ここ2週間くらい、密かにやっていたことがある。それは、爪を伸ばすということ。実は爪を伸ばすのが大嫌いなのだ。大嫌いなことをわざわざやっている必要もないのだけれど、なんとなく、一度、伸びた爪の感覚というのを知りたいな、とかフと思ったのだ。爪…

最重要項目

午前6時45分に目覚ましが鳴る。昨夜は深夜ずいぶん過ぎまで起きていたから、ものすごく眠い。5時間も寝てない。それでも、なぜか今日は、横のものをなんとか縦にして、窓際まで辿り着く。そしてオン。何を? テレビを。朝の静けさの中に、いきなり響くは喇…

すごく気になる

一日中、ごちゃごちゃと仕事をしていた。公演のチラシなどというものを作ってみたりしているのだけれど、よし、折角いろいろとソフトを持っているのだから、そいつらを使ってみよう、なんて始めてみたのはいいけれど、ちゃんと印刷屋さんに出す原稿をつくら…

またまた長い散歩

昨日あんなに散歩をしたので、今日は散歩なんてしないつもりだったのだけれど、夕ご飯に新しくダウンタウンにできたラーメン屋さんにテクテク歩いてアプローチ、そして、結局そのあと海辺を通って、また長く長く歩いて帰って来た。ラーメン屋さんは、日本で…

たくさん歩いた

Vの北の方にある、日本人の経営のオーガニックマーケットに立ち寄る。野菜の顔つきが、その辺のスーパーなんかにあるのとはずいぶん違っている。どこかでこの顔見た覚えがあるよな、と、よく考えてみたら、その昔、祖母が庭の半分くらいをほっくり返して作っ…

ちょっと離れて

最近、夜寝る前にちょっとづつ読んでいたのが夏目漱石の『三四郎』。もともと大いなる読書家ではないのだけれど、ここ数年、冬眠のねぐらの中でいろんな本を読んだ。でも、小説の時間や世界の空気がこちらに漂って来て、その儚くも心地よい場所にずっとうろ…

タソカレ

夜10時、ようやく暗くなった街に散歩に出た。坂道を上って行くと、人も車もみなシルエットになり、家には明りがついていて、庭木も草もシルエットになっている。「誰ソ彼どき」というやつだ。シルエットになって誰が誰だかよくわからない花や木の群れの中を…

十の位

ここ数日悩んでいた新作の題名がやっと決まった。世界は経済恐慌だとか、海底油田から油がどばどば流れ出ているだとか、日本では政権交代でどうなるのだろうかだとか、そういう重要課題がたくさんあるというのに、題名だのなんだのというような、こんなどう…

題名が浮かんだり浮かばなかったり

一日中、新しい作品の題名を考えていた。作品の題名って、パっとつくこともあるし、なかなかいいのが思いつかない時もある。今回は、一瞬でパっとつかなくて、ここ数日ぐじぐじ思い悩んでいる。絵画の題名なんかなら、作品ができちゃった後で考えるとか、あ…

空子ですの。

昨日やたらに歩き回ったので、今日は日曜朝カフェにも行かず、大人しく作業してみる。でも、やっぱり日曜日はちょっと日曜日らしいことがしてみたいし、何かしら気分転換しないと、次の一週間が迎えられないような気持ちもして、3時頃、ふらふらと家を出た…

絡む女

今日は、一日仕事をした挙句に、どこかに夕ご飯を食べに行ってみようという企画。こういうご褒美があると、なんとなくやる気が出たりするでしょ。という子供騙し的プランにまんまと騙される性なので、お昼を食べる間も惜しんで作業に熱中してしまう。いや、…

フレグランス

雨が少し降っている。時々やむ。曇り空。肌寒い湿度。でも、一日中ラボに籠りっきりだったので、そのことにもあんまり気づかなかった。少し足が寒い。そのくらいのことにやっと気づいただけだ。夕方になって、もうごはんも食べた後で、ラッコが変なことを呟…

世界と葛藤

友達が一足遅れた誕生日会をやってくれるというので、お昼頃に出掛ける。待ち合わせの場所はVでも特にヨーロッパからの移民が多いとかいう地域で、イタリアンカフェなんかに昼間からおじさん達が溜まっている。カフェのTVモニターに映し出されているのは、ア…

ハーブの言いなり

トマトの苗が、ここ一週間で3倍くらいの大きさになった。ハーブは毎日どんどん伸びる。伸びた端から、なんとかヤツらを食べてその増殖を食い止めるために、何がしかハーブを取り入れたメニューをあれこれ考えるのだけれど、もうそれも追いつかないくらいに…

花であること

大野一雄さんが亡くなられたというニュースを聞いて、彼の舞台をはじめて(そしてそれが最後になってしまったのだけれど)見た日のことを思い出した。場所はパリ。屋外公演だった。 私たちの飛行機はその日に到着して、公演会場にかろうじて到着。外国に行っ…