ハッピーなブルー

今日は朝からソワソワ。なぜ。もちろん、日本vsデンマークの試合があるからである。日本は深夜3時くらいらしいのだけれど、こちらは朝の11時。仕事がある平日の深夜にサッカー観戦というのも大変だけれど、世の中の人々が皆お仕事をしている平日の11時に堂々とテレビの前に構えているのって、ちょっと、ほんの少し、すうっと罪悪感があるけれど、いやいやこれこそ自由業の利点、とばかりに、仕事しながらのチラ見なんていう中途半端なことはせずに、90分こちらも真剣勝負で観戦させて頂く。

わあー、すごいー、パチパチ、おー。などと日本チームの活躍にいちいち歓声を上げるのだが、窓の外ではゴオンゴオンと建築工事が行われているし、一人観戦なので相槌を打つ人がいなくて拍子抜け。しかも、こちらのテレビ放送は、一体何が起こったのか知らないけれど、日本がスコアして最高に盛り上がっている直後あたりから5分(いや、もっと長かったかな)くらい解説が途絶えて、映っているのは走り回る両チームの選手の姿と背景に聞こえるブブセラの音だけ。

解説の盛り上げがないと、サッカーのテレビ中継ってとっても変なもんなのだなあ。スタジアムで見ていたら、その場の空気というものがあるので解説無しでも楽しいわけだけれど、解説の全然ないテレビ中継って、一体何がなんだかよく分からない。細切れの映像のつなぎ目だけが、やたらに目立つ。

おー、そう言えば、オーディオとビジュアルの関係について書いてある難しいフランスの本に、そんなことが書いてあったような。つなぎ目を全く意識せずに、映像がリアルだとお茶の間で感じることができるのは、音のおかげだったのか...。

いや、それにしても興奮した。脈拍が早くなった。血圧が上がった。何やらよくわからない脳内物質が放出して☆がチカチカした。という位の日本快勝。フと見れば、寝起きに何の意図もなく来たTシャツの色が、青だったではないか。サムライ・ブルー、なんていう声がこちらのテレビキャスターの口から漏れる時、ちょっとこそばゆい感じになりながらも、どこか耳の後ろか鳩尾の奥あたりでちょっとやっぱりサムライな日本人の血が騒いでいるような。ほんとかな。

朝顔日記:七日目:朝見ると...あ! あああ! 出た! 芽が一つ出た!! ぴよんと。朝顔の芽ってこんなのだったっけ? 結構デカくて、つやつやしている。葉っぱが二枚あるみたいのだけれど、まだ開いていないので一枚みたいに見える。出たぞ、出た!

朝顔の芽や植鉢の隅に出て