2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

その紅

朝から激しい雨。ああ、夏休みの最後の日が雨なんてヤだなあ、と小学生のような溜息をつきながら目を覚ましたのだったけれど、ベランダに面した窓から外を透かして見て、とても、そう、とても、驚いた。もしかして、もしかして。これは、やっぱり莟だったの…

変な技術の熟練

ここのところ、写真の装丁用のマットを切るという、柄にもない作業をやっている。最初は直線を引いたり、それと直角にもう一本の線を引いたり、線に沿って真っ直ぐ切り取ったり、などという細かな作業がどうにも苦手で苦手で仕方なかったのだけれど、さすが…

レイシスト!

Vの郊外、隣町のRに用事があって出掛けた。オリンピックの時にできたカナダ・ラインという電車に乗って行くとすぐなので、最近このRによく出掛ける。この地域は、特に中国人系の移民が多い。中華料理店は数知れず。お店の看板はほとんど中国語。中国人系をは…

永久ゴダール

映画にも季節というものがあって、夏はどうもゴダールは辛い。家に宅配DVDサービスで届いたのがゴダールで、夏の間何度も最後まで観ようとして断念。今日また途中から観ようと思ったけれど、その前までの筋をすっかり忘れていたので、やっぱり最初から観る事…

さぼりの季節

あらら、といううちに八月もこんなに押し迫ってしまって。夏休みというと、まるでそれが儀式でもあるかのように、宿題は最後の最後のギリギリのところまでさぼってしまうのだ。なんなのだろう、この心理。というわけで、やるべき仕事は山積みとなり、朝顔日…

もうすっかり秋の面持ち。涼しくて、靴下履いた。 ベランダのプチトマトは収穫の時期を迎え、普通のトマトのうちの一本は実が大きく赤くなりはじめ、もう一本は今年は実をつけないと決めたのか、花ばかり咲いて、涼しくなったらまたやたらに背が伸びた。もう…

イタリアン・ガール

Vの北の方の、とても美しい入り江でのBBQパーティーに誘って頂いた。 雨が降るという予想も素敵に外れてキラキラとした午後に、Vダウンタウンにて入り江に向うバスを待っていると、女の子が近づいて来て、「バスわ、きます、けっこ?」みたいなことを言う。…

毛だらけ

久々に、縫い物仕事をする。毛皮で尻尾を作るという変な作業なのだが、やりはじめると夢中になって、すぐに2時間半ほどが経過。縫うところはミシンでダダダなのだが、余分な毛をトリムして、裏返すところが結構大変。しかし、今回は「目打ち」を用意してあ…

朝から霧雨が降っている。とても細かい雨粒なので、傘をさそうかどうしようか迷った。濡れて行っても構わないくらいの、軽い水分だったので。それでも日本人である私の習慣なのか、体質なのか、なにがしかが私に傘を開かせる。V街は傘2割、濡れ8割。このく…

ずっと歩いているらしい

朝からずっと休日らしいことをして過ごしたのだけれど、夕方になって、もう一つくらい何か休日らしいことをしてみようと、夕暮れの映画館に出掛ける。映画館の近くのダイナーでハンバーガーなどで腹ごしらえをまずしたのだけれど、そこにはテーブル毎に25セ…

惜しいポット

午後、友達から電話あり、カフェ会合。 犬が走り回る公園が見下ろせるカフェにゆく。 何を話すという程のことでもないのだけれど、 ハッピーな話ばかりというわけでもない。 こんな平日の昼間にお茶飲んでいられるということは、 喜ぶべきなのか、どうなのか…

黒い物体

一日終わって、浜まで自転車。もう夏の真ん中は過ぎてしまったようで、風が冷たい。途中でフワフワ、モサモサ、チョコチョコなど、いろいろないい犬たちを通過した。途中で大きな夕陽が見えて、少し眩しくて、Vイギリス海岸に着いた時には、もう太陽は水平線…

ヒヨコ・フォト

もう夏は終わっちゃったのかなあ、と思うような曇り空。しかも蒸し暑くすらない。ちょっと暑くなったなあ、と思ってまだいくらも経たないというのに、もう夏は下降線を辿っている。Vの夏は短いのだ。もう一度戻って来るのか、夏。日本にいる人には申し訳ない…

湯あたり

なんか8月8日って、縁起良さそうじゃない?しかし、朝からやたらと眠い。天気も悪い。雨降り。布団から出て、横のものを縦にしようと思うのだけれど、またすぐに横になってしまう。なんだろうこの倦怠感。たぶんこれは、「湯あたり」じゃないだろうか。塩…

雨と温泉

久々の雨。このところずっとやたら陽気で騒がしいカラカラ晴天だったので、この湿り気と静けさは嬉しい。とはいえ、今日は一日休みにして何かしようと思っていたのに、自転車にも乗れないし、散歩にも出られない。お昼を回った頃に、ラッコが「温泉...」と呟…

自転車世界

しごとしごと。せっせと仕事。 そして、夕暮れになったら自転車乗りに行こう。 犬をどんどん追い越して。 自転車の速さでの世界は、 ベンチに座っている老人の眉間の皺も、 22歳の深い胸間の縦線も、 カートに一杯の缶カラを乗せた男の脇間の汗も、 一瞬の絵…

さらさらといく気だね

7月はあっという間に過ぎたようで、締め切りと闘う毎日はやたらに長くもあった。8月は、こっちが時間に無防備なせいか、やたらにさらさらと過ぎて行く。ラボで久々に仕事。涼しいVの夏とはいえ、トタン屋根のすぐ下の部屋は午後になると上から焼けて暑さが…

夏の庭

夏の庭中間情報。 トマトの苗3本のうち、プチトマトは収穫の時期を迎えた。小振りで、葡萄みたいだけれど、とても甘い。 さて、その他の二本のうちの一本は、ゴルフボールくらいの大きさの実を7、8個付けている。まだ青いけど。 そして、最後の一本。これ…

カフェ時間

朝からカフェ二軒をはしご。ミーティングなんていう程には堅苦しくない会合いくつか。二軒目のカフェで偶々出会ったフランス人の女の子とお喋りしていて思い出したのだけれど、F犬街にいた時にはこんなことばっかりしてたような気がする。カフェのはしごが毎…

夏の日

月曜日なのだけれど、巷は祝日でお休み。国ではなくて州の休日らしい。そういうことにはとても疎いので、休日だと言われなければいつもと同じように過ごしてしまうのだけれど、そう思って朝フと外を眺めると、いつもよりも行き交う自動車の数少なし。折角の…

放心。

一日、ずっと、腰が痛いなあなんて思いながら机に張り付いて仕事してた。とあるフェスティバルへの応募締め切りというのが今日で、それで応募資料を作成したりしてたのだ。暑さの中でコンピューターがやたらに加熱してるのに、無理させながらこの前の公演の…