永久ゴダール

映画にも季節というものがあって、夏はどうもゴダールは辛い。家に宅配DVDサービスで届いたのがゴダールで、夏の間何度も最後まで観ようとして断念。今日また途中から観ようと思ったけれど、その前までの筋をすっかり忘れていたので、やっぱり最初から観る事にした。

そしてまた、途中で眠くなったので、DVDを止めた。

また次に時間ができて、さて続きから、と思う時には前までのところを忘れているのだろう。そしてまた最初から観る。永久ゴダール。と、そんな恐ろしく楽しい無限世界に入ってしまうので、夏にゴダールは危険である。

それにしても、アンナ・カリーナはいつ見ても可愛いなあ。目が完全におぢさんとなり、ゴダールのカメラ越しの目線が彼女に注がれる感じが結構スケベエだなあなどと思いながら、うっとりする。

だいぶ夏も傾いて来たので、いよいよ最後まで観る日が近そうだ。

ゴダールの夏や女の飛び跳ねり