2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

Eureka!

煮詰まったエネルギーが急降下したと言ったら、友達が「肉を食え」と言うので、そうか、そういうことかもしれないと思い、肉を求めて街に出た。 Vダウンタウンに最近できた、牛丼屋に入ってみることにする。ロゴがオレンジ色の上に黒で印刷されていて、日本…

ストローの先が空っぽ

いい具合に煮詰まって来た。4月は、とてもいろいろ進んだようでもあり、なんにも進まなかったようでもあり。 どうして、こんなに、亀さんのように、遅々としてるんだろう。 すごくゆっくりと全てが進んでいるようで、でも、あっと言う間に季節は過ぎる。 一…

呼吸 困難。

今日は、久々にソージを決行してみた。最近、なんだか心慌ただしく、じっくりソージする時間すらなかったのだ。 4月も押し詰まって来たからだろうか。気持ちがかなり煮詰まって来ている。 月初めから開始した諸々の作業を、毎日少しずつ繰り返しながらここ…

遊びの時間

なんとなく天気もはっきりしないし、気分もはっきりしない。 ヨガ教室に行って、また先生にギュウギュウにしてもらい、それはなかなか気持ちよくもあったのだけれど、 やっぱり脳の裏側辺りが、何か別のことを考えているみたいだ。夜、ジャック・タチの映画…

ベストへの道

今日も用事があり、朝出掛けたのだけれど、花は散り、たんぽぽは綿毛となって飛んだ後のスティック部分だけを空に突き出しており、街はちょっと乱雑な感じ。 とはいえ、自然物というのが凄いのは、この花びらだの、先端が丸っこくて変てこな形のたんぽぽステ…

植物と動物の関係

久々にV秘密の花園へと向う。今日はプラント・セールなる催しがあるのだ。 いつもは人の姿の少ないV植物園のことだから、たぶん今日もそれほど混んでいないだろう、と思ったのは大間違いで、 少し出遅れてお昼前に到着すると、既に園内は植物を求めて集まる…

歩行的会話

友達と、アートギャラリーに舞踏とマイムのコラボレーション作品を観に行く。 まだ開演まで時間があったので、雨の上がったVダウンタウンを、そぞろ歩く。 歩きながら、特にどうでもいいようなことや、かなり重要なことをやりとりする。 ちょっと人生相談の…

雨。

雨になった。今日の雨は、春雨なんていう優しいものではなくて、とても冷たい。 足が冷える。またこれで三歩冬の方に後退なのか、と落胆していると、また明日の朝がやたらに白い光に包まれていたりもするので、 世界とは予想を超えた場所である。 この気まぐ…

秘密の特技

凄まじい晴天。目が開けられないくらいの陽光。世界が、やたらに白く、発光している。 振返れば山。こういう晴天になって初めて思いだすのだけれど、Vは山に囲まれているなんてのではなくて、 山に見下ろされている。この山が、やたら高いばかりでなく、デカ…

待つふわふわ

また一日、仕事。朝からずっと、寒々としたグレーの空がのしかかっていて、デロンギヒーターなど足元に引き寄せて寒さを凌いでいたのだけれど、 夕方になって突然雲がしゅるしゅるっと消えて、とんでもなくピュアな光が差し込んで来た。 何で、雲ってあんな…

引き戸LOVE

春だ春だといい気になっていたら、今日は三歩戻って、冷たい雨となる。 昨日は、どうにももうキラキラの光の感じと合わないなあと、恥ずかしいとさえ思っていた黒いフード付きジャケットが、今日はやたらに街に馴染むばかりでなく、これじゃむしろ寒すぎるく…

越境

用事があって、バスに乗って出掛ける。今日はもう夏と言っていいくらいの暑さで、でも、数日前まではまだ寒かったりもして、どうやら昨日辺りに何かの境目がもしかしてあったのかもしれない、ということを外に出てやたらに熱気のある陽の光りを浴びてみて初…

VにおけるYY

また朝から仕事。翻訳が特に楽しい。と、これは仕事ではないかもしれぬ。好きな本を訳しているのだから。 今日もよく晴れて、UVが降り注ぐ。Vの路上には、半袖はもちろん、ゴム草履が出現しはじめている。 Vの夏の風物詩、ゴム草履。 日本では、たぶんビーチ…

遠さということ

久しぶりに雨。ここ数日、ほとんど人に会わずにラボに籠っている。世界を見るのはテレビの窓くらい。 そんなことを言っている間に家の前で工事が始まって、遂にVでも指折りの素敵な景色と勝手に決めている我が(本当の)窓のビューも、今年限りということに…

赤い背の小さな本

今日もまた、淡々と一日。最近のお気に入りは一日30分のウォーキング也。とはいえ、道端を歩くと自動車がブーブー言うので、コンドミニウムの一室に備え付けられている機械の上に乗る。こういう時には、人間って阿呆らしい動物だなあと思うのだけれど、今日…

ハチとハチアワセ

また一日ラボ。 今日は、夏の匂いがした。 夜になると、空気がもう既に少しワクワクしている。 これからどんどん夜が短くなって、夕焼けが美しくなって、Vは一番いい季節を迎える。 そう、こんな時のVは、本当にパラダイスのようだ。雨が降っていない時には…

光の変容

一日中ラボに籠る。 窓を開けていないと、室内は蒸し暑いくらい。 昼がどんどん長くなって、夜7時過ぎても明るい。 光がここ数日一段一段と強まって、白くなり、眼がしばしばする。いよいよUVの季節だ。 春には、ダンデライオングリーンなぞという、ちょい…

八年

一日中、ラボに籠る。来し方、行く末。 一体自分は何をどうしたくて、今に至ったのかなどなど、今更ながらなことごとを頭の後ろの方で考えながら、期日の迫った書類作りに没頭。今日も、やたらに晴れている。家の前の建物が、いよいよ取り壊しになるらしい。…

日常がまたやってきた

昨日まで、非日常の世界にすっぽり埋没していたのだけれど、ようやく日常の時間に戻って来れた。 睡眠時間と食事回数がかなり乱れてしまって、疲れているようで眠くなく、空腹なようでいて、なんとなく食べ物が体に入っていかない。 劇場という強烈な非日常…

心意気だぜ、人生は。

ヨガ教室に行く。すっかり春となり、花はもう散り、道には土ぼこりが立っている。 淡々と、淡々と、坦々と、過ぎて行く。時間。 バスが通過、人が乗り、人が降りる。これまた当然の風景。 通り道に日本料理店があるのだけれど、ここはいつも空いている。 前…

消えた日々

生まれ変わったのだ、と言われているのに、何も変わらないのでは申し訳ないので、とにかく朝からせっせと仕事する。 仕事といっても、またいつものように、誰に頼まれたわけでも、とりたてて期日があるわけでもない類の仕事。 それでも、とにかく、やるのだ…

バニー侵入!

イースターの朝。え、え、ええっ! わーい! 今年もやって来ましたイースター・バニー。昨晩そこになかったはずのチョコレートが二つ、出現していた。一つはウサギの形をしていて、もう一つはヒツジの形。間違いない。これはイースター・バニーの仕業だ。一…

耳は垂れたままだった

天気が余りにも良い上に、昨日から明日にかけて、イースターの週末とやらのホリデー気分なので、浮かれてモールなどという場所に朝ご飯を食べに行く。このAモールは行き交う人の98%くらいが中国系(もしくはアジア系)という、不思議な場所。日本の100円ショ…

風と拮抗。

一日強風。これが巷で言う「春一番」とかいうものなのだろうか、それともただの突風なのだろうか、「春一番」って、いつの季節だったっけ、などと思いながら、凄まじい強風の中を歩いていたら、眼の中にどうやら三角形の形をした塵が入った。しかも両目に。…

蝶への羽化

さて、4月1日になった。昨日の友人の予言? によると、今日から私の人生は変わるのだそうだ。朝寝坊して、起きがけに何か変わったかなと考えてみたけれど、どうもそれ程変わったようにも感じられない。昨晩見たヘンテコリンな2つの夢のことはやたらによく覚…