VにおけるYY

また朝から仕事。翻訳が特に楽しい。と、これは仕事ではないかもしれぬ。好きな本を訳しているのだから。
今日もよく晴れて、UVが降り注ぐ。Vの路上には、半袖はもちろん、ゴム草履が出現しはじめている。
Vの夏の風物詩、ゴム草履。
日本では、たぶんビーチサンダルと呼ばれてるやつだ。
こっちでは、フリップフロップと呼ばれている。
フリップ、フロップ、フリップ、フロップ。
擬音語かな、ひょっとして。
ぺたぺたと、足先がYになったやつを、履いてる人が多い街V。
ただし、Vの場合は、春先および冬などにもこのYYな履物をつっかけている人がいるので、必ずしも「夏」とは言えぬ。
これから、Vの足先におけるYYの占有率がどんどんと高くなり、それと反比例しつつ、女性を覆っている布面積がどんどん減ってゆく。
ヌードビーチもあるのだよ、Vには。(そこでは、着衣はオプションとして可、となっている)
フリップフロップ屋などという専門店さえある。海辺の街にはまあ、ありそうな店ではあるが、Vの場合は浜辺で履くんじゃなくて、街履きが主だというところが、なかなかにユニークかもしれぬ。まだ、寒いと思うんだけどね、足先。春風ぴゅー。

休憩をしに行きつけのJ茶店に行ったら、演劇関係者と偶々出会い、やたらに長話などしてしまった。
茶店で演劇話。なにげに文士カフェを彷彿とする午後であった。

☆ 結い上げし髪の軽さや夏近し