2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

すべすべの音

あまりに天気が良くて、はっきりとUVの↓が見えた。 明るいなんてものではなくて、世界がやたらにもう眩しくて、目も開けていられない。一日、音と格闘。今もぐるぐる音が頭の中を回っている。 右目の端っこがヒクヒクするのだけれど、そんなのを構っている時…

花冠

昨夜、うっかり夜更かししてロイヤル・ウェディングなるものを見物してしまったので、今日はやたらと眠かった。とはいえ、時差の関係でプリンセスのウェディングドレスをチラと見たところで就寝。それでも午前3時を過ぎていた。「お姫さまになりたい」など…

音を探して

新作発表まであと一週間ちょっと。 いつものことながら、まだ作品は完成していない。 サウンドトラックの制作中なのだけれど、 音が足りない。 街中を、音を求めて彷徨った。この前、チャリティーイベントでお世話になったフェアトレードのお店に、 民族楽器…

脱皮

近頃フと思ったのだけれど、 人間というのは、哺乳類に分類されているのだけれど、実は脱皮する生物なのではないかということだ。 最近、いろいろな人に出会うのだけれど、 割と若い人も、もうかなり人間を長くやっている人も、 言葉ではっきりと「脱皮」と…

花に水

今朝、白州正子の本を読んでいて、「あ」と思った。 日本の陶器は使ってなんぼなのであって、観賞用の器というのでは本当の良さが分からないというようなことが書いてあったからだ。「・・・手に持った時の重さとか、柔らかさとか、唇に当てた時の感触とか・…

ハイク

仕事は立ち止まって進まないが、春だけはぐんぐんと日々育つ、育つ。 すっかり、UVクリームが必要な季節になった。この陽射しの眩しさ。 こんなに白かったっけ、光。俳句がね、とラッコに言ったら、 「そりゃいいね、いい季節だ」 というので、なかなか分か…

未熟者め

今日の稽古は、最初一人で始まった。10分くらい一人で型の稽古をしていると、いつもやってくるカナダ人剣士の方が来て、稽古に加わった。鏡に向って、二人とも無言で稽古。先生が見ていないと思うと、途端に鼻の頭が痒くなったりする。いつもならば精神集中…

Ganbare Japan!

「Ganbare Japan コンサート」というのに、ボランティアに行ってきた。これはVで行われる日本震災復興チャリティーイベントでは一番大きいもので、クイーンエリザベスシアターというVで一番大きい劇場をV市が無料で提供したことで実現したのだそうである。し…

ああ、人間でよかった

昨日から朝イチでこんな本を読んでいる。 起きてすぐに、ちょっと運動しながら読むんである。名人は危うきに遊ぶ (新潮文庫)作者: 白洲正子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1999/05/28メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 6回この商品を含むブログ (16件) を…

羽根型

夕方、久しぶりに散歩に出掛けた。 散歩の楽しみは、あちこちでこれまた散歩中の犬を観察することと、 新しくできつつあるコンドミニウムの工事現場を覗くこと。 そして、夕暮れの広い空を見ること。天気はいいけど、寒かった。 途中で、鷺がツンと立ってる…

花吹雪

Vの郊外、C市というところにあるTozenji という仏教のお寺でチャリティーイベントがあって出掛けて来た。カナダの仏教のお寺ってどんなところだろう? と思いながら出掛けたのだけれど、へえ、こんなところに、と思うような場所に、確かにお寺がある。入口に…

足さず引かず

すっきり晴天。 Vの日本領事館の前で、人を待ちながら、ぼんやり空を眺めていたら、 カラスが目の前の木に止まって、 一生懸命何かやっている。 そのうち、もう一羽やってきて、 これまた一生懸命何かやっている。 その一生懸命度と、嘴を器用に使った作業が…

下ノ畑ニ居リマス

震災復興イベント、無事終了。 雨の中、駆けつけて下さった皆様、本当にありがとうございました。賢治の詩は不思議だ。 私は、もう棒読みのような感じでザクザクと読んだだけなのだけれど、 Vの小さなカフェが、読み始めた途端、突如として小さな学校に変容…

動物の仲間入り

朝、今年初乗りの自転車に乗り、近所のSPCAまで行って来た。 風はまだ冷たくて、桜の花が散っていた。 風をまともに受けながら、春のいるらしい方向へうんうん漕いで行くと、そこは上り坂で、春だっても、そんなにまだ楽じゃないのさ、ははは、と春らしきも…