ハイク

仕事は立ち止まって進まないが、春だけはぐんぐんと日々育つ、育つ。
すっかり、UVクリームが必要な季節になった。この陽射しの眩しさ。
こんなに白かったっけ、光。

俳句がね、とラッコに言ったら、
「そりゃいいね、いい季節だ」
というので、なかなか分かっているじゃないの、そう、俳句にはいい季節だよ、と思っていたら、しばらくして話が噛み合なくなって、ラッコは「ハイク=hike=ハイキング」のことを話していた。まあ俳句とhike、それほど世界観は遠くないのでよしとしよう。

行きたいなあ、ハイク。
カンジキを履いて雪山を歩き回る「スノーシューイング」に行きたかったのだけれど、今年も行けなかった。まだ雪が残っているなら5月にでも行きたいところだけれど、むしろ普通のハイクの季節が近づいてきてしまった。

V近郊には素敵なハイクのできるところが山ほどある。まあハイキング、というよりはトレッキングという類のやつもあって、初級向けから上級向けまでいろいろな山歩きのコースがある。行きたい。ハイクしながら、俳句作ってみたい。

ああ、また仕事から逃避してしまった。頭真っ白。

がんばろ。

☆ 春光の白を瞼に乗せてゆく