日常

あ!

あ、新しいブログがあるぞ。 え、ほんと?http://d.hatena.ne.jp/nekaa77+hanaNew blog? Really?

旅のおわり・旅のはじまり

9月末にVを後にしてから、 いろいろなことがあった。 Vから、次の街NYまで車で走破。 なんでも、寝ずに行けばたったの55時間なんだそうだ。 もちろんこれは、運転手の数が揃って、車が途中で空中解体/煙を吹くなんてことにならなければの話。 実際には一週…

時の流れ

この街で12歳くらいの時から知っている男の子が働いている、 スパゲティ屋にでかける。 レトロ風にしているファミレスみたいな所だ。 ステンドグラスはなんだか教会みたいだし、 そこかしこにこれでもかとアンティークの雑貨、 店の中に路面電車がドカンと置…

永遠のゲラゲラ

ごく近しい数人が集まって、 お別れというのだからやたら湿っぽい雰囲気にでもなるのだろうか、 と思っていたら、 終始みな、ゲラゲラと笑ってばかりいた。 酒すらなくて。 なんと幸せだろう。 涙ではなくて、笑いで別れることができるのだから。 ぽっかりと…

荷物をまとめて

今夜はこの家での最後の夜。 さぞノスタルジックな気分に押し流されるのだろうかと予想していたら、 一日中荷造りに追われて、それどころではなかった。 いつも、こう。 準備ができてないおかげで、感慨にふける暇もない。 頭、真っ白。 住み慣れたいくつか…

青い月の宵

なんでも今夜の月はブルームーンだそうで、天気も最高だし、ラッコを誘って月見の散歩にでも出掛けようかという午後8時半。まだ外は明るいVの街。 この街を後にする日が近づいている。 これまで、何度も、知らない街に着陸して、 またある日そこを離れて、…

花火と友達

今日はVの花火大会の第一日目。ベトナムの花火が上がる日。 こちらの花火大会は3日に分かれていて、それぞれの日に夜10時から20分程上がる。 海辺の一等地にアパートを借りている友人に誘われて、25階の高層からの花火見物。 Nの花火大会に慣れてしまってい…

踊るひとびと

あ、っと思ったら、うちのテレビは配線がつながってなくて、 スポーツバーにオリンピックの開会式を観に行った。 まあ平日の昼間だからなのだろうけれど、 テレビモニターが10台くらいぞぞーんと並んでるお店なのに、 お客はほとんどいない。 こういう日だか…

5時、焼肉

祝う事ありて、5時に焼肉。 もう食べられませんというところまで食べて、 Sホテルのラウンジに移動してカクテル。杏味のリキュール。 ギターを弾いたり、ピアノを弾いたりして歌うお兄さんの生演奏付き。熱唱。 なぜか背後では、小さな子供を連れた親子がど…

ぶらぶら

久しぶりにぶらぶらした。 まだ映画祭の後片付け系の仕事が残っていて、 そんなのをちょこちょことはやっていたのだけれど、 まあ、どうしても今日中に終らせないとどうなるっていうものでもないので、 気持ちはぶらぶらなのである。ああ、ぶらぶらっていい…

寒くて熱い夏

外気温17度、夜12度。 それでも心はやたらに熱い。 寒くて熱い夏。リッチモンド国際映画&メディア芸術祭、無事終了。今日は雨すらちょっと嬉しい。 ようやく昼寝できそうな、午後五時半。 もう書き続けるのも眠い。自分の体を自分のものではないみたいに、 …

七夕決行!

どこにいても、必ず決行する行事・七夕。 地の果て、空の果てでも決行。 晴れだ。よし。 と、今日はハイキングに出掛けることにした。 山の上で願い事でも書いてみようかと、 念のために星と短冊を持参したのだけれど、 一時間ほど登った辺りから残雪。 雪残…

休日:花火:寒い夏

今日は昨日のカナダ・デーの振替休日。 昨日のカナダ・デーはカナダの建国記念日で国民の祝日。 Vではパレードと花火大会があった。 居合の稽古の後、夜9時半頃にダウンタウンにアプローチ。 花火は10時半からだというので、ぶらぶら出掛けた。 やたらに寒い…

散歩。長い散歩。

朝起きて、まず散歩に出た。 ここのところ、散歩が日課になった。 今日は橋を渡り、水辺をぐるりと回った。 途中、小ガモ目撃。 まだちっこいのもいるけど、かなり大きくなってるのもいる。 水面にパチパチといる虫やら水藻やらをしきりにへらべったい口で掬…

テレビのない日々

近頃ちょっと日常が変わった。 というのは、ケーブルテレビの契約を解約したから。 HDチャンネルはもとより、ベーシックなチャンネルも全く映らなくなった。 その代わり、ラッコがアップルTVなるものを買って来た。 これでVimeoの映像を見たり、映画を見たり…

まだ濁っていない水

久しぶりに、プールに行ってみた。 ここのところ、改修工事だかのために一ヵ月くらい閉まってた。 再開されたプールの水は、新しいのかいつもよりずっと透明だった。本日の発見:ひとかきする毎に息継ぎをするんじゃなくて、ふたかきに一度の息継ぎにしたら…

ケータイ...

ケータイなくした。 おののいた。 そういえば、6、7年前はケータイ持ってなかった。 なんだろう、このえもいわれぬ不安。 素っ裸にされたような、頼りなさ。 それほどアイツに依存してたとは。 スマホですらない古いアイツだけどさ。いっそ今後なしでいく…

青いハッピの街

祭りだ! 外に出ると、皆「ハッピ」を着ている。 そういう私も「ハッピ」を着ている。 青いハッピ。何の祭りだ、これは。 街中が青い。そして青い人たちは、何となく風切って歩いている。 と思ったら、午後四時。街から人影が消えた。祭りって、何の祭りだよ…

食い合わせ

エープリルフールで朝からまんまと騙された。カルト、オレオレ詐欺などには絶対にひっかからないが、友達の細かいホラなどはいちいち信じて笑われる。☆昨夜、テレビで10分ほどAKB48のコンサート見た。 私はもちょっと見ててもよかったんだけど、ラッコが 「…

花冷え

こういうのを「花冷え」というのだろうか。 花は満開なのに、また寒くなり、 外に出たら マフラーなしではいられない程に冷たい風が首から吹き込み、 スカートとブーツの間の膝小僧がもう冷たい。 それでも、一応「颯爽」を装ってゆく。(さぶ。)Vの桜は、…

花!

満開なのです。 そのピンク色のものが。 ここ数日の晴天で、一気に開いた。 全体の雰囲気は間違いなく桜だ。 ただ、花びらの色が、私の記憶の中の桜よりも、 七割くらい紅が濃い。 しかも、こんなに「ワッ」と咲くんだったか。 あんまりにもあっけらかんと満…

春の雪

朝起きたら、驚きの雪。 しかも、空が真っ白になるくらいに降り続けている。 積もるかな、変だな、春なのに。 と思っていたら、案の定、停止。そのまま路上の雪は溶け、 午後には晴れになった。「月様、雨が」 「春雨じゃ、濡れてまいろう」 というのは月形…

幸福の宿る場所

あっという間に数日が過ぎて15日。 春風と春雨が混じる天気の中を、出掛けたら、 突然ピカピカの晴天となり、 汗ばむくらいなので調子に乗って歩き回っていたら、 今度は黒雲たちこめて、パラパラと雨。途中、アニマル・シェルターの横を通ったので犬の顔を…

おひなさま

あ、雛祭りだ。 大丈夫、既にミニ箱雛飾ってある。 とはいえ、お祭りする余裕はなくて、 今日も一日、仕事のことを考えて終る。 そういえば、ちらし寿司とか作るんだったよなあ。 気持ちだけ、そっと春のお祭りをした。

さよならの日

今日は一日中薄暗いシアターに籠ってリハーサルをしていたので、ソージのジャングル探検はひとまず棚上げ。その上、あちこちから「そのソージ熱、作品制作からの逃避じゃないの」の声多し。しかし、これはどうやら逃避ではない。シアターのトイレの水盤がピ…

ソージのジャングル

キーキー、キキーと、猿の声が聞こえて来そうなジャングルの奥へと踏み込む心持ちで、冷蔵庫を開けた。 恐るべし。遂に、ソージがこんな未踏の地にまでも及んでしまった。棚を一つずつ外して洗う。驚くべきことに、ドアの裏の棚だけで、空になった調味料の瓶…

ソージの美学

昨日、宇宙論的あるいは存在論的なソージの意味を知ってしまったので、今日は磨き上げたステンレスの輝きが遠い星の瞬きにすら見える。ソージとは宇宙を磨くことであり、それが人間の使命、存在への感謝である、という滅茶苦茶な説が本当だとすると、自分の…

ソージの宇宙

無心に磨いていた時、ふと気づいた。 そうか、人間は磨くためにこの世に生まれてきたんだ。なんてね。禅の修行僧さんは修業としてソージするわけで、 あれは一体何なのだろう、と昔から不思議だった。その謎が、今日分かった。 ソージとは、感謝なのだ。風呂…

続・ソージ

これは病気かもしれない。 ソージがこんなに楽しいなんて。 やめられない、とまらない。ソージの魅力は、 たぶん、労働の結果が、はっきりとその場で見えることだ。 磨けば、光る。 捨てれば、隙間ができる。ものごとの因果関係がここまではっきりと反映され…

新たなるソージへの道

公演が迫り、作品作りをしなければいけないというのに、うっかりソージにのめり込んでしまった。 昨日は一時間。 そして、今日は、たぶん2時間以上。 台所、洗面台、戸棚、引き出し。 そして、ベランダにも手をつけてしまった。 恐るべきことは、 今回のソ…