夏の日

月曜日なのだけれど、巷は祝日でお休み。国ではなくて州の休日らしい。そういうことにはとても疎いので、休日だと言われなければいつもと同じように過ごしてしまうのだけれど、そう思って朝フと外を眺めると、いつもよりも行き交う自動車の数少なし。

折角の休日なので、何かやろうということで、お昼頃に出動。もちろん(そう、今やもちろんなのだ)自転車で。Vでは公共の交通機関に自転車が乗せられるので、ダウンタウンまで電車に自転車を乗せてゆき、そこからスタンレー・パークまで漕いでいって、パークをぐるり一周してみた。

公園のまわり一周って、ただそれだけ、とか言われそうなのだけれど、Vの公園はものすごくデカいのだ。一周するのに、結構がんがん漕いで一時間くらいかかった。さすが休日。自転車族も徒歩族も海辺にワラワラと出現していて、浜では焼いてる人も多数。泳いでる人もあちこち。そんなのを横目に公園の2/3くらいを回ったところで休憩。木陰でサンドイッチを食べた。

Vの夏は素敵だ。本当にキラキラとしていて、爽やかで。こんな場所を自転車でササーっなんて具合に通過できる幸せというのが、バナナを食べた辺りでこみ上げて来た。

赤ちゃんも、犬も、おばあさんも、子供もお父さんも、セクシーなお姉ちゃんも、みんな素敵に美しい海辺に集まっている。誰もが、この夏の日の完璧な時間を逃してはいけないことを知っているのだ。

朝顔日記:46日目:じわりと大きくなる毎日。

☆ 八月の船空の端に浮かぶなり