放心。

一日、ずっと、腰が痛いなあなんて思いながら机に張り付いて仕事してた。とあるフェスティバルへの応募締め切りというのが今日で、それで応募資料を作成したりしてたのだ。

暑さの中でコンピューターがやたらに加熱してるのに、無理させながらこの前の公演のビデオを編集したりして、やっと書類ができたのが夜10時過ぎ。よし、間にあったぞと思いながらオンライン応募ページにアクセスしようとしたら、あれれ、既にページが消えていた。

何しろこちら国がデカいので、場所によって時差がある。どうやら別の時間帯で運営されているサイトであったらしい。

一日中締め切り目指して突っ走っていたのに、この結末。フルマラソンをようやく走り切ってゴール地点に来たら、既にゴールが消えており、帰宅途中の係のおじさんに「ざんねん、ごくろうさん」なんて言われたかのような肩すかし。5分間くらい放心したけれど、気を取り直して作業再開。編集にどうも気に入らないとこあったし、なんてまたねちねち手直し始めたら、夜中3時まで作業してしまった。さすがに疲れて、燃え尽きた。

本当はもう少し更に夜更かしして、Nの大花火大会のweb中継を見たかったのだけれど、ベッドになんとか這っていて終わり。ああ、Nの、花火が、見たい見たい見たい、と三回繰り返した辺りで眠りの世界の柔らかい襞が降りて来て、眠りながらNの空へ向った。

朝顔日記:45日目:背丈約10センチ。低いよね。

☆ 故郷の花火瞑りし目に開く