惜しいポット

午後、友達から電話あり、カフェ会合。
犬が走り回る公園が見下ろせるカフェにゆく。
何を話すという程のことでもないのだけれど、
ハッピーな話ばかりというわけでもない。
こんな平日の昼間にお茶飲んでいられるということは、
喜ぶべきなのか、どうなのか。
そんなことをテラスのテーブルの上で、
さっきからやったりとったりしている。
ここのカフェのコーヒーはとても美味しいのだけれど、
コーヒー飲みではない私はいつもお茶を注文して、
あ、そうだここのティーポットは、注ぎ口がへんてこな形で
どんなに頑張っても、お茶が零れるのだったと思い出して、
いろいろと頑張って注いでみるのだけれど、やっぱりお茶がどうしてもテーブルの上に零れてしまい、
それをさっきからナプキンで拭き拭き、
溜息だの、笑い声だのをやりとりしている。
まあ、どうやっても零れる仕組みになっているものは零れる。
零れたら拭けばいいじゃん、という境地で行くしかない。

それにしてもねえ。ティーポットの口は、へんてこな形では困る。
可愛いポットなんだけどなあ、これ。
しかし残念なことに、このポットの口はへんてこなのだ。

朝顔日記:55日目:なんだか、新しい何かがチコっと出て来ている。

☆ 八月や全速力の犬二匹