負けるということ

朝早起きして、サッカー日本vsパラグアイ戦を見る。最後の最後、日本はPKで負けてしまった。
負ける、ということについて、なんとなく一日中考えていた。
負けるってのは、どういうことなんだろうかって。

勝つと皆、とても喜ぶ。負けると、打ちのめされる。
できれば、なるべく負けたくないと思うだろうし、ずっとずっと勝ち続けたいと思うだろう。
負けると、全てが台無しになったように感じて、意気銷沈する。敗者の烙印を押される。ネガティブなイメージが、どうやってみてもずるずるついてくる。

でも。いい負け方をする、最高の負けを作り出すって、ものすごく本当はポジティブなことなんじゃないかとも思う。負けがないと、勝ちもない。それ以上に、いい負けがないと、次の飛躍がない。日本の今回の負けは、この意味では負けの中でも最高に位置する負けであって、それを生み出した選手も監督もすごいなと思う。カンドーした。

負けることが一回り大きい成長になるような負けの地平(それは内容のある勝ちを目指すということでもあるのだけれど)、そのぎりぎりの勝負をいつもやっていれば、人生というのはきっと楽しい場所になるのだ。負けの痛みが次のレベルへの成長の栄養分になる、ということを、ブルーのユニフォームの人たちが、熱く教えてくれてたみたいだ。

朝顔日記:12日目:水やり。三つの芽が並ぶ。どれも双葉状態。

☆ 裏口に一本だけのポピーかな