ピヨコトラベル

宇宙的図書館

今日も雨。フレディは今日も緩やかに泳ぐ。 スタバの本拠地としても有名なS市は、特に海の近くには急な坂道が多い。 雨水が凄まじい勢いで流れていた。 水というものは高いところから低いところに流れるのだなあ、 という 当たり前のことに感心した。これを…

フレディが待っていた!

ラッコ車が走った! 久々に! 向う先はお隣うさ国のS市。イチロー選手で有名なあの街だ! これから数日、我々はS市で缶詰になる。 ラッコは早速、毛皮のお膝にラップトップを開いて執筆を始めた。 今回の旅は自分で自分を缶詰にするというラッコ企画なのだ。…

やたら長い日

ええっと、今日はやたらに長かった。日付変更線をビューンと超えたので、それで時間をゲットしたのだ。しかしながら、Vではまさに本日サマータイムが始まって、時間を一時間失った模様。ああ、ややこしい。朝、日曜日の池袋の百貨店のキラキラした買い物客の…

カロリーメーターが振り切れた

朝、Nを出てお江戸に向う。名残を惜しむ時間などなく、恐怖の4時間睡眠から起きた後、ネコトラベルが準備してくれた朝風呂(登別の湯)に飛び込み、なんとか披疲労回復を試みるが、睡眠を入浴で補うことはほとんど不可能。そうしている間にも新幹線の出発時…

眠い。疲れた。

緊急の仕事が入り、久々に大幅な夜更かしする。 旅行の途中で、締め切りに追われる時間はなんかとても変てこで、流れの中に浮いている泡の中に入り込んだみたいだったよ。

春の掘り炬燵

ラッコをI空港に送り届け、一路Y浜へ。 懐かしい家には、掘り炬燵が待っていたのでした。 ほわ〜ん。ピヨピヨ。 子供の頃は、大きな作り付けの食器棚のあるモダンな家だったのだけれど、 今は自分がデカくなったせいか、鴨居に頭ぶつけそうで、巨人になった…

玉藻よし 讃岐の国は

また朝からぐんぐん電車を乗り継いで、四国のT松へ行く。 T松は今や私の第二の故郷になった。懐かしい笑顔が待っている場所。 今日は、瀬戸大橋を渡ったらT松のひとつ前のS出市で降りるようにと指示されて、 雨がしとしとと降る中、沙弥島という絶景スポット…

あの娘の髪は刈り上げでした

ももの節句だあーっ、と叫びながら起きたピヨコには、今日は行く当てがあった。 大阪観光、と言えばの、通天閣。 ええっ、ホントに行くのー。ベタだねえ、ベタだベタだ。 でも、その昔、まだその娘の髪が短かった頃、娘は通天閣の下、「新世界」の闇に吸い込…

ラッコ、病院へ行く

ラッコの高熱は朝になっても下がらず。 総合病院へと送られたラッコ。大丈夫なのか?! さすがのピヨコも焦った。 しかもラッコの足は日本の簡易ベッドから20センチくらいヌボーっとはみ出している。 しかしさすがは日本の先進医療。 サッカー選手風の先生の…

知恵熱でもないのですが。

今日は朝から、ラッコのリクエストにより、ピヨコは図書館なる場所を探すはめに。半日くらい静かに仕事できる場所が欲しいって、不思議なリクエストをするラッコなのだ。お江戸で図書館に行くなんて、かなり久しぶりなので、勝手が分からぬ。それでも調べて…

極楽浄土駅NY

再び東京へと向う道すがら、Nのスキーリゾート地Y沢に途中下車。駅温泉などと洒落る。ここには日本酒ミューゼウムなどというものもあるので、うっかりすると酔っぱらいと化すことあり。駅の中で湯上がりにきき酒って、そんな極楽浄土みたいなことがNのYでは…

NのM=南ヨーロッパの風

Nにワイナリーがあるって知ってる? とピヨコが自慢げに鼻をヒクヒクさせた。 知ってるよ、もちろん。 Nに居るのに「あれ、ここ南仏だったっけ?」とか「これは、ふとイタリアの風」とか「ギリシアの島の中をドライブしているような」とか、更には「テキサス…

映っていない事柄について

Nに居ながらにしてVの街で起こっているオリンピックを眺めるも一興。なんで今この瞬間に帰って来ちゃったのよお、と、皆にがっかりされる。でも、あちらで起こっていることを、こちらの窓を通して見るのはなかなか面白い。窓枠の外にあるものを知っているだ…

Nにも春角度の光

Nへ帰還。お江戸を立って、まずはNにある金物の街Sで途中下車。このごろはNに帰還する度、ここの物産展示場をうろつくのが習慣となっている。地場産業、職人芸、もの作りの魅力。ぺらぺらの安物じゃなくて、金属がしっかりがっちり主張している。三世代くら…

おみくじは青空の下で吉でした

今日は22.2.22なんだそうだ。この日は、大切な人が生まれた日であるので、尚更思い入れがある。ピヨコの案内により、東京ぶらぶら。合羽橋道具街などうろつく。今生でカフェなど開くことはないだろうけれど、ピカピカできちんと四角形のシンクに見とれたりす…

目撃!

ピヨコ東京上陸。 空港で、日本国スノボ選手団一行を見かける。 いろいろと話題となっていた選手K氏の姿もあり。 ピヨコ曰く「フツーのお兄ちゃんだね」。 ピヨコは、最近、報道と現実との差には敏感なので、ヂっと現実を見つめようと目を凝らしていた。 こ…

脱出!

ゴリンゴリンと草木も靡くVを後にして、一路V空港へ。 ゴリンのご加護によりVに登場したカナダ・ラインに乗って空港へ行き、そこから飛行機に乗るのはこれが初めてなので、ピヨコはゴリンを後にする寂しさとカナダ・ラインからヒコーキにカッコよく乗り継ぐ…

さよなら五輪

さよならって、まだgorinは半分終わったくらいだっていうのに、なぜなんだ。 実は明日、祭りの真っ最中のVを後に、海をひとっとび飛ぶのである。ええええええっ?! なんか、やたらに寂しいゾ。 Vがほとんど30年振りくらいに沸きまくっているというのに。そ…

新春ドライブ

あけましておめでとう! 今年は早朝のドライブで始まった。とーちゃんかーちゃんをお隣A国S市の空港までラッコ車で送り届けるためである。フライトは午後1時40分。国境を超えることを考えると、早く出発するに越した事なし。朝ご飯も食べずに出発する一行。…

ピヨコよりの伝言:よいお年を!

ピヨコはこれから一行と共に、年越しディナーへ行くらしい。 ドレスアップするの? その和毛&嘴で? (するするー、とピヨコの声)二年参りができないのが辛いとかなんとかピヨコはしょげるのだけれど、Vにはカウントダウンがあるぜ。Vに入ってはVに従えだ…

また始まるために、映画は終わる

Vの北、ノースVまでシー・バスに乗って行く。船に乗るだけで、足をバタバタさせるピヨコ。船の先っぽの、外がよく見えるところに座りたがるのは、一に子供、二にピヨコ。ピヨコはさすがに添乗員であるからして、子供を押しのけてまで展望席に座ったりはしな…

植物連中晴れ舞台

ピヨコ息つく暇なくツアー敢行中なり。 食べる食べる食べる。 飲む飲む飲む。 喋る喋る喋る。本日のメインイベントのみ報告。V市の秘密の花園、ヴァン・ドゥーセン植物園に「フェスティバル・オブ・ライト」を観に行く。今年の夏、何度も散歩して、何度も午…

奔走中

本日のメインイベントはアイスホッケー。とはいえ、V市のメイン・チームである「カナックス」の試合は年内にはもうないので、セカンド・チームの「ジャイアンツ」の試合に行く。試合はジャイアンツが圧勝。セカンド・ピリオドまで見て、帰って来ちゃったけど…

帰って来たピヨコトラベル!

本日のVは日本晴れ...じゃなかったカナダ晴れ。冬には珍しくピカピカのお日様が顔を出している。こんなうきうきとした朝に、何やら日の出頃からちょまちょまと動く影がある。サンタクロースにしては小さい。エルフにしても、まだ小さい。丸くて小さくて、で…

アート200グラム下さい

昨日のボンノーの襲撃の余波だろうか。なんだか脳がこんがらがっている。モノを考えようとすると、なんだかどんどんくどくどしくなり、それを書き留めて後で読んでみると、なんとなく意味が分かるような分からないようなどうでもいい思考のダマみたいなのが…

旅の総括:ピヨコの目に涙

最近、どこでどうしているのか分からなかったピヨコが、今朝ひょっこり現われた。あの、風になびく和毛、攻撃的な嘴、ちょこちょこ走る足、すべて健在。小脇にノートを抱えて、こっちを睨みつけて仁王立ちしている。成田でとーちゃんかーちゃん、そして息子…

この旅に悔いなし!

終わりました。この壮絶ツアー。 お疲れさまではありますが、まだ飛脚は後おっかけて走ってます。 明日あたり、旅日記が届く予定。おそらく。

もはや通、あるいは細胞レベルの恋

さて。いよいよ東京も最終日。最後の最後の、もう逆さにしてもこれ以上何も出ませんっていうギリギリのところでのイベントは、なんと歌舞伎座さよなら公演。ははん。またピヨコの趣味だな、これは。見たかったんでしょ、歌舞伎。と、問いつめると「そーだよ…

有楽町で迷子になる

ピヨコは朝も温泉。ガイドであることをほとんど忘れて「うふふっ。つるつる美肌のお湯っ」なんて言いながら朝湯にピヨピヨ浸かっている。息子もギリギリまで温泉。よしっ。温泉の楽しみ方が分かって来たようだな、息子よ...。温泉を堪能した一行は、名残を惜…

温泉が何かを溶かした夜

温泉というのは、不思議なものだ。地中から噴き出したものとはいえ、たかがお湯である。そのお湯が、でもね、何かを変える。温泉のお湯には、細胞の一つ一つに染み込んで、そのDNAの記憶を揺り動かすような力があるに違いないと、ピヨコは勝手に想像する。お…