ラッコ、病院へ行く

ラッコの高熱は朝になっても下がらず。
総合病院へと送られたラッコ。大丈夫なのか?!
さすがのピヨコも焦った。
しかもラッコの足は日本の簡易ベッドから20センチくらいヌボーっとはみ出している。
しかしさすがは日本の先進医療。
サッカー選手風の先生の見立てはお腹のウイルス感染。
えー、インフルエンザだと思ったのに、そうなのー。ピッ。

待つ事、数時間。点滴を受け、薬をもらって、帰宅してもよいことになり、
まだ下がらぬ高熱と共に、大阪に移動(えええええーっ!)。その間、ホテル待機していたネコトラベルにもすっかりお世話になった。

本当は今日は、ずっとご無沙汰している叔母と共に、鎌倉を歩くはずの日だった。
よもやのウイルス感染発生により、敢えなくキャンセル。
折しも、チリ地震津波警報により、電車も止まっており、
どちらにせよ、鎌倉を散策するのは無理だったみたい。

やたらに悔しがるラッコを連れて、ソロリソロリと大阪へ。
まだ熱でウンウン言ってる。すごいウイルスだぜこいつ。
その熱の端で、「日本の看護婦さんは優しいだろ」とピヨコが言うと、
「うんうん」とやたらそこだけは嬉しそうなラッコ。
ちょっと元気が出て来たかな。
いや、まさかのウイルス。ピヨコは昨晩からの活躍で疲れ切って新幹線の中でグーグー寝ていた、とさ。