ケータイ...

ケータイなくした。 おののいた。 そういえば、6、7年前はケータイ持ってなかった。 なんだろう、このえもいわれぬ不安。 素っ裸にされたような、頼りなさ。 それほどアイツに依存してたとは。 スマホですらない古いアイツだけどさ。いっそ今後なしでいく…

モサモサの顔

青い軍団は去った。 そして、Vのホッケーシーズンは終った。☆夜、こんなのテレビで見た。ドッグ・ショウ! 特別版 [DVD]出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ発売日: 2001/09/07メディア: DVD クリック: 5回この商品を含むブログ (8件) を見る伝説のモ…

青いハッピの街

祭りだ! 外に出ると、皆「ハッピ」を着ている。 そういう私も「ハッピ」を着ている。 青いハッピ。何の祭りだ、これは。 街中が青い。そして青い人たちは、何となく風切って歩いている。 と思ったら、午後四時。街から人影が消えた。祭りって、何の祭りだよ…

待ってるぜ、の、ぜ!

昨夜、突然変な退屈に襲われ、ラッコと共に散歩に出掛けた。 行き先のある散歩。 その目的地とは!今や街中で見かけることも少なくなったビデオ屋である。 ビデオ屋と呼ばれているが、ビデオじゃなくてDVDなところも時代の流れの凄まじい速さを感じさせて切…

突然、宗教に興味津々

あれ、と思ったらもう4月も半ば過ぎ。 この間、サンフランシスコに旅行に行ったりしていた。 サンフランシスコではJapan Townのホテルに泊まってたので、いろいろと日本の店が立ち並ぶ通りを随分とぶらぶらした。ホテルの部屋の机の引き出しにはお決まりの…

食い合わせ

エープリルフールで朝からまんまと騙された。カルト、オレオレ詐欺などには絶対にひっかからないが、友達の細かいホラなどはいちいち信じて笑われる。☆昨夜、テレビで10分ほどAKB48のコンサート見た。 私はもちょっと見ててもよかったんだけど、ラッコが 「…

悪夢

観なきゃよかった、と思う映画というのは時々あるが、デビッド・クローネンバーグの映画は、相性がよほど悪いらしく、観た後に必ずげんなりする。 そしてまた、やめておけばいいのに、カルト映画とも呼ばれているコレを昨夜つい観てしまった。ビデオドローム…

花冷え

こういうのを「花冷え」というのだろうか。 花は満開なのに、また寒くなり、 外に出たら マフラーなしではいられない程に冷たい風が首から吹き込み、 スカートとブーツの間の膝小僧がもう冷たい。 それでも、一応「颯爽」を装ってゆく。(さぶ。)Vの桜は、…

花!

満開なのです。 そのピンク色のものが。 ここ数日の晴天で、一気に開いた。 全体の雰囲気は間違いなく桜だ。 ただ、花びらの色が、私の記憶の中の桜よりも、 七割くらい紅が濃い。 しかも、こんなに「ワッ」と咲くんだったか。 あんまりにもあっけらかんと満…

あなたも主役

今宵はDVDでこちら。脳内ニューヨーク [DVD]出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2010/07/21メディア: DVD クリック: 34回この商品を含むブログ (59件) を見る『マルコヴィッチの穴』『エターナル・サンシャイン』の脚本家・チャーリー・カウフマンの…

女の居場所

パゾリーニの『Mamma Roma』をDVDで。マンマ・ローマ [DVD]出版社/メーカー: パイオニアLDC発売日: 2001/04/25メディア: DVD クリック: 2回この商品を含むブログ (15件) を見るアンナ・マニャーニ!! 肝っ玉母さん、というか、女! 女の子でも少女でもなく…

春の雪

朝起きたら、驚きの雪。 しかも、空が真っ白になるくらいに降り続けている。 積もるかな、変だな、春なのに。 と思っていたら、案の定、停止。そのまま路上の雪は溶け、 午後には晴れになった。「月様、雨が」 「春雨じゃ、濡れてまいろう」 というのは月形…

虚構の芸術

DVDでサミュエル・フラーの"The Steel Helmet"を観る。鬼軍曹ザック [DVD]出版社/メーカー: ジュネス企画発売日: 2007/12/25メディア: DVD クリック: 4回この商品を含むブログ (5件) を見るこれ観ながら、 市川崑の『野火』を思い出した。野火 [DVD]出版社/…

筋肉痛

朝から一日、居合の講習会に参加。 充実感と筋肉痛。 近頃、筋肉痛になるような機会が少なかったので、久々にちょっと嬉しかったりもして。 痛みというのは、そこに何かがあることを思い出させるきっかけにもなる。健康な体がそこにあることに感謝。

嗚呼、鮨

今日は何やら映画宵の気配で、さて何を観に行こうかとラッコと相談。 満場一致(といっても一人+一匹ではあるが)でこの映画に決定。ミシュラン三ツ星のお鮨屋さん『すきやばし次郎』のドキュメンタリー。 とにかく鮨が旨そうに撮れている。鮨の高速撮影? +…

幸福の宿る場所

あっという間に数日が過ぎて15日。 春風と春雨が混じる天気の中を、出掛けたら、 突然ピカピカの晴天となり、 汗ばむくらいなので調子に乗って歩き回っていたら、 今度は黒雲たちこめて、パラパラと雨。途中、アニマル・シェルターの横を通ったので犬の顔を…

楽日のこころ

「中日のこころ」も書きたかったけれど、早くも楽日。 今夜の4公演で、今回の興行は終了。 久々に、劇場通いと公演のある日の昼間の不思議な時間を満喫した。 満喫、なんて暢気な言葉が出るのも楽日ならでは。 初日のガチガチの緊張からは、随分と違う場所…

初日のこころ

初日終了。 いやはや緊張した。 思えば、初日があって中があって楽日がある公演って久しぶり。 ベルギー時代は3日とか、5日とか、長い時には一週間くらい連続公演なんてことが常だったのだけれど、ここのところ一夜限りの公演が続いてたので。 しかも今回…

晴天の劇場

通し稽古、無事終了。 テクニカルチェックなど。 驚くような晴天だったのだけれど、一日暗闇の中で過ごす。 これぞ劇場。明日から長丁場なので、今夜は少しゆっくり過ごす。 文弥師匠の本でも読んで、早く寝よっと。長生きも芸のうち―岡本文弥百歳 (ちくま文…

疲労と覚醒

朝早くに通し稽古、その後、細かい小道具の直しなど一つずつやっていたのだが、さすがに3時過ぎに突然疲労が到来。5時半まで仕事、の予定だったけれど、これは持たないかもしれない、でも、まだやることは山ほどあるし。と、思いつつ、再び立ち上がってシ…

小さく見える日

公演の準備がいよいよ大詰め。 この場所に来てみると、いつも大抵そうなのだが、 これまでごちゃごちゃと作ってきたものが、 なんだか全て、取るに足らぬもののようにも思えてきて、 ふと立ち止まる。今日は早く寝よ。

おひなさま

あ、雛祭りだ。 大丈夫、既にミニ箱雛飾ってある。 とはいえ、お祭りする余裕はなくて、 今日も一日、仕事のことを考えて終る。 そういえば、ちらし寿司とか作るんだったよなあ。 気持ちだけ、そっと春のお祭りをした。

五日目とはこういうことだ

リハ5日目。 さすがに疲れてきた。 暗い所にこれだけ長くいると、目が退化しそう。 その一方で、目を駆使してるので、目が進化しそう。感覚のアンテナがちょっと鈍ってきた。 ちょっと休も。

遊び過ぎ

朝から晩まで、スタジオで製作&リハ。 12時間くらい仕事をしていた計算になるけれど、感覚としては2時間くらい。もしくは2ヵ月くらい。要するに、時間の感覚が変になっている。愉しいというのが、正解か。縫いぐるみだの、フィギュアだのと一日中遊んでい…

永遠の駄洒落

長年お世話になり、私にとってmentorでもあった人の訃報が届いた。 素晴しい仕事をし、その合間にクスっと笑える駄洒落を挟み込む、味わい深い人だった。今朝、スタジオで独りリハーサルしながら、 心はずっと、今はこの世からいなくなってしまった、その人…

さよならの日

今日は一日中薄暗いシアターに籠ってリハーサルをしていたので、ソージのジャングル探検はひとまず棚上げ。その上、あちこちから「そのソージ熱、作品制作からの逃避じゃないの」の声多し。しかし、これはどうやら逃避ではない。シアターのトイレの水盤がピ…

ソージのジャングル

キーキー、キキーと、猿の声が聞こえて来そうなジャングルの奥へと踏み込む心持ちで、冷蔵庫を開けた。 恐るべし。遂に、ソージがこんな未踏の地にまでも及んでしまった。棚を一つずつ外して洗う。驚くべきことに、ドアの裏の棚だけで、空になった調味料の瓶…

ソージの美学

昨日、宇宙論的あるいは存在論的なソージの意味を知ってしまったので、今日は磨き上げたステンレスの輝きが遠い星の瞬きにすら見える。ソージとは宇宙を磨くことであり、それが人間の使命、存在への感謝である、という滅茶苦茶な説が本当だとすると、自分の…

ソージの宇宙

無心に磨いていた時、ふと気づいた。 そうか、人間は磨くためにこの世に生まれてきたんだ。なんてね。禅の修行僧さんは修業としてソージするわけで、 あれは一体何なのだろう、と昔から不思議だった。その謎が、今日分かった。 ソージとは、感謝なのだ。風呂…

続・ソージ

これは病気かもしれない。 ソージがこんなに楽しいなんて。 やめられない、とまらない。ソージの魅力は、 たぶん、労働の結果が、はっきりとその場で見えることだ。 磨けば、光る。 捨てれば、隙間ができる。ものごとの因果関係がここまではっきりと反映され…