キーキー、キキーと、猿の声が聞こえて来そうなジャングルの奥へと踏み込む心持ちで、冷蔵庫を開けた。 恐るべし。遂に、ソージがこんな未踏の地にまでも及んでしまった。棚を一つずつ外して洗う。驚くべきことに、ドアの裏の棚だけで、空になった調味料の瓶…
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