夏的仕事

なぜか昨夜はよく眠れなくて、
一日、調子が狂う。
これ、どうしてかわからないのだけれど、
昔から深夜2時を過ぎると、全然眠くなくなって、
朝5時ごろまで眠れなくなる。
この2時という境目に何があるのかは長年の謎。

日曜日というのは、世界がいつもより静かで好きだ。
工事のおじさんも、今日はおやすみ。
そして、天気がよくて涼しいというのは助かる。
仕事は、依然としてあまり進まないのであるが、
どうやら、これは夏の思考というものに関係がありそうだということに気づいた。

冬に作るもの、春に作るもの、夏に作るもの。
空気も湿度も、光の角度も違うのだから、
いくら、こっちは別に変わっていません、
と言ってみたところで、
やっぱりこっちだって変わっているのだ。

夏に冷房を入れて、変わってないフリで生活するのではなくて、
夏は暑さというのを受け入れて、夏らしい仕事というのをすればいいのかもしれない。
そうすると、ヨーロッパのバケーション、みたいな発想が出てきて、
夏は「休む」を仕事としよう、それがいい、などということになりそうだけれど。

ともあれ、Vはまだ寒い。
しばらくは「休む」を仕事にはできない私には、
ちょっと有り難い。

☆ 夏草やビルとビルとに挟まれて