元祖・萌え

2月に突入。突入、というよりも、すっと2月開始。
くるりと周りを見回してみると、確かに1月とは何かが変わっているみたい。ベランダですっかり眠っていた(というか、枯れていた)植物の鉢から、何か芽みたいなのがチコっと出て来たりしている。

はっきりと冬を生き延びたのはローズマリー。寒さも雨もなんのその。水もぜんぜんやってないのに、緑の葉がしっかりと息づいている。

次に、どうやら生き延びたのが、苔軍団。ベランダには三種類の苔の鉢があるのだが、そのうちの二つは間違いなく緑の部分を残している。春の息吹とともに復活するんじゃないかな、という予感あり。

それから、何だか緑の芽みたいなのがあるような、ないような鉢が二つ。一つはネギ。もう一つは苺。秋口に枯れてしまって、もうおしまいなのかなと思っていたけれど、ひょっとしたら再び萌え出すのだろうか。植物というのは、本当に不思議だ。

熊や栗鼠はまだ冬眠してるし、植物も冬は眠っていて、春になると目を覚ます。たぶん、人間も同じはず。復活すると思う。何かが。萌え出しますよ、春。

☆ ベランダの鉢の大地に下萌えぬ