七人の侍・七草粥編

朝起きて、ふと「あ、七草がゆ」と呟いた。
しかし、ここはV。近所のスーパーに走っても、「春の七草セット」なんてものが売ってるわけもない。
この場合、とにかく七草の仲間に入れそうな顔ぶれを冷蔵庫の中から探す。
今年の七草粥の顔ぶれはこんな感じになった。
だいこん(私は、本物です)
にんじん(青くないけど、いいんですの?)
ケール(青汁で有名な、こんなワタシですがヨロシク)
細ねぎ(がんばります)
リーク(拙者、巨大なネギみたいなのでござる)
スナップえんどう(刻んで〜)
イタリアンパセリ七草粥に入るのは、生まれて初めてだぜ、チャオ)
助っ人多めの、かなり苦しいキャスティングだが、これを細かく刻んでお粥に入れてみると、案外それらしい味になって驚いた。バラバラのメンバーでも力を合わせればなんとかなるという、このカンドー。イタリアンパセリが入ったことで、マカロニウエスタンテイストもちょっと加わった。ともあれ、無事に春の息吹が、体の中に入った感じ。よしっ。

新春早々、こんな映画観た。

ノミ・ソング [DVD]

ノミ・ソング [DVD]

クラウス・ノミとの出会いは、ずっと昔。その頃は東京に住んでいて、アート小僧をやっていたのだが、ある日ふらりとNの家に帰ったら、ウチにそのCDがあったの。ふらっと帰ってクラウス・ノミが待っている家というのも、考えてみると変だ。そういうCDをクラシック音楽のCDなんかに混ぜて、フツーの顔して買って来て、フツーに聞いてる家族というのも、大変に有り難い。そんなステキな家族に恵まれて、私は本当に幸せ。

☆ 七草の朝助っ人はパセリなり