V in SF
今年のクリスマスは、こんなプレゼントもらった。
- 出版社/メーカー: 和平フレイズ(Wahei freiz)
- メディア: ホーム&キッチン
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うちに来るサンタさんは、いつもやたらと実用的なものをくれる。
最近特にそうだけど、思えば子供の頃も、割と実用的なものをくれたっけ。
白雪姫のついた鉛筆一ダースもらって、わくわくしてた日が懐かしい。
さて、まず何に圧力かけよっかな。三太氏のおかげで、冬のキッチンが楽しくなった。
☆
夜、隣町Rに映画を観に行く。噂のコイツだ!
- 作者: エディーキツィス,入間眞,アダムホロヴィッツ
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2010/12/17
- メディア: 文庫
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わざわざ2D上映をやってる映画館を探して出掛けたので、
500席くらいあるところに、観客はたったの6人。椅子もイマドキの洒落たのじゃなくて、昔風の、うっかりすると背もたれの隙間に吸い込まれそうになるやつ。床もいい感じにベタベタだ。しみじみとした寂しさがシアターに漂い、映画の予告編が始まるまでエレベーターミュージックの一つもかかってない。
カンペキ。まさにこれこそがクリスマスの宵に我々が求めていたシアターだ!(変なの)
さて、映画の方であるのだが、冒頭の5分くらいを見て、やたらにガッカリしてしまった。というのは、どこか未来の街という設定で出て来る街が、なんとそのまんまVだったから。Vはノース・ハリウッドと呼ばれていて、よくハリウッド映画の撮影が街中で行われているのだけど、この映画もそうだったとは。折角SF気分に浸ろうとしているのに、「あ、XX銀行の前だ...」とか「あの角のスタバだ...」とか、「このロケーションでこういう建物はあり得ないから、この部分だけCGだな...」とかいちいち認識できてしまうので、興ざめったらありゃしない。
というわけで、ステキなシアターでの上映であったにも拘らず、トロン気分に入り込めないまま、現実のVの街に戻って来たとさ。
それにしても、「トロン」っていわゆる「ノートン」みたいなヤツだとは知らなかったよ。この電脳世界にも、あんなヤツらがびっしり住んでると思うと、なんだか叫び出したくなるなあ。
☆ メリクリの夜手つなぎし映画館