わざわざぐざぐざ

朝起きたら、積もってた。降りは止んでる。
今日は朝から夕方まで、Vの隣町Rで、非営利団体の運営ワークショップ。
目的地まで電車+徒歩。
どんな雪道が待っているか分からぬので、油断は禁物。
なんていいつつ、本当はコレが履きたいのだ。
今年の夏に履き損ねた、ハイキングブーツ。
踝の上まできゅきゅっと紐を締めて、
この底の厚さとギザギザなら、どんな雪でもへっちゃら。
滑る心配もなし。

ってことで、わざわざ、ぐざぐざになってるとことか、ふかふかでまだ足跡がついてないとこなんかを選んで行く。外見がどう見えてるかは別として、中身は子供か犬となる雪の日なのだ。

街は雪にくきっと縁取られて清々しい。
街路樹から、ちらほら粉雪が落ちて来て、小さな小さな、ちっちゃな、マイクロ冷たさが頬に乗って消える。

☆ 片頬に雪粉触れて消えにけり