休日:花火:寒い夏

今日は昨日のカナダ・デーの振替休日。
昨日のカナダ・デーはカナダの建国記念日国民の祝日
Vではパレードと花火大会があった。
居合の稽古の後、夜9時半頃にダウンタウンにアプローチ。
花火は10時半からだというので、ぶらぶら出掛けた。
やたらに寒い。
今年の夏は、全然気温が上がらない。

寒さと花火というのは、どうも結びつかない。
N市の花火大会に慣れているから、
花火というと、蒸し暑さと闘いつつ見るというそういう気分が体に染み込んでいる。
その上、どーせ、ちいさい花火だしな、とかいう後ろ向きなキモチが過る。

水辺のかなり近くまでアプローチ。
でも、人混みの中に入り込むまでのヤル気は沸いて来なかった。

そして花火。

N市の花火に比べたら、サイズとしてはとっても小さいけど、
かなりの至近距離で上がってくるので、
最後はなかなかの迫力だった。特に音が。

肌寒くて、秋祭りの花火という感じだったけど、
いい具合に風が吹いていて、煙がうまく流れて、
花火の火が鮮やかに映えた。

これまで何度、花火を見ただろう。
これから何度、花火を見るだろう。

花火というものは、いつも心の奥にまっすぐ入り込んで、
遠い記憶と、その向こう側の両端をこちょこちょする。
それはきっと、このどこまでもピュアな光が、人間の魂に似ているからだ。

ちょこっと感動。帰り道も寒い。