眠りの入口

ヨガ教室に行ったら、時差ボケのせいか、それとも体がこれを求めていたせいなのか、途中で3度くらい眠りそうになった。

この眠りの入口というのがなんとも不思議な感覚で、短い間であるはずなのだけれど、予想もしない人物や出来事が物語の形で展開した。でも、その人物は知らない人で、その出来事ははっきりと言葉でなぞれるようなことではないので、先生の声で我に戻った時には、一体それが何だったかのかは思い出せなかった。

手触りのような、匂いのような。

しかし、懐かしく、決定的な何かの現れ。

普段はつながっていないシナプスの手が、リラックスした途端に繋がって星座が見えたのだろう。

とても冷え込んで、地面の雪が凍っている宵なので、ラーメンやに駆け込んで、すごい勢いで啜ってみた。日本に帰っても、ラーメン食べなかったってのにな。