Vの到来

お隣USA国(うさちゃん国)から、Vちゃん一家がやってきた。Vちゃんは1歳10ヵ月の女の子。この前会った時には、まだお母さんのお腹の中にいたのだ。

覚えてるかな(というか、初対面だけど)と恐る恐る会いに行くと、目が合った瞬間にニコリ(ニヤリ)とした。覚えてるな、こやつ。という勝手な解釈の元に考えるに、覚えているとすれば声であろう。それにしても、可愛い子供に育ったものだ、Vちゃん。大きさといい、姿といい、『星の王子様』を彷彿とさせる。髪の毛も素敵な明るい色でフワフワ、くるん。

Vちゃんは、一日に1リットルくらい牛乳を飲むらしい。牛乳は吸い口のついたカップに入れるのだが、こいつを飲む時には、なぜかカップをちょっと斜めに構えて、開いた手を腰にあてている。斜めな感じは葉巻風。手を腰に、は湯上がりオヤジ風。そして、牛乳を飲む時の目は遠山の目。遥か彼方をうっとり眺めている。一方、なんとなく牛乳を飲む事が「仕事!」という風情もあり。ま、幼児の仕事ってのは食べて飲んで育つことでしょうから、正道でもある。

子供を見慣れてないので、動線を目で追いかけてるだけで疲れた。いやまあ、よく動くこと。動くこと。

☆ 牛乳を飲み干したれば夏の風