やりなさい

Vでも震災復興の募金活動があちこちで始まっている。
私もチャリティーイベントに参加することになった。
今回は、能管を吹く。
笛は、ここのところずっと吹いていないので、随分と芸が錆び付いているのだけれど、
何かできないだろうか、と思った時に、
師匠の顔が空に浮かび、
やりなさい、
と言ったような気がした。

芸は、たぶんこういう時のためにある。
言葉も痛みも、いろんな壁を通り抜けて、深く心に届くものだから。
それを、教えてくれたのが師匠。

稽古しよっと。

☆ 草の芽を覗き込みたる子が一人