ご近所のいきつけのカフェ- Mの一周年記念。
そのイベントでパフォーマンスするというのが本日のお題。

このカフェが面白い場所で、
日本風の温かいサービスや美味しいごはんも嬉しい上に、
オーナーさんが素敵に不思議な人で、
お店のどこかに宇宙への小さな、マイクロ扉が隠れてるんじゃないか、
という、分かる人には分かる微細なスメルが漂うお店なのだ。

縁というのは、やっぱりあると思う。
宇宙への見えない扉が、どこにあるかなあ、こっちかなあ、なんて
車の下を覗いて、猫のおしりを見たり、
散歩犬の揺れる毛を観察したり、
空と山の境目辺りを遠く眺めて見たり、
路上生活のおじさんのサンタ帽にハっとしたり、

そんなことばかりやっているので、
この店がパコっとVに着陸した時には、
「あ、ここだ」
と、すぐに分かった。
そして、オーナーさんに会うや否や、
なんとなく、あっちも、こっちも、
「あ」
という声が出たのである。
たぶん、どこか私の生まれた星の近所の星の出身者なのであろう。
この、宇宙と(密かに)繋がっているカフェでパフォーマンスできるなんて、
なんて素敵なんだろう。
このカフェには、実際、命を救われたかもしれない。
一年前、なんか空はもう少し暗かったような気がする。
今年の冬空は、随分と明るい。

☆ 宇宙の扉叩きし夜に霜の降る