読み伸ばし
最近、ストレッチをしながら本を読むという変な技を編み出した。
体が異様に固いのはもともとなのだけれど、それを無理矢理伸ばそうとすると、体が反発してますます、きゅっと縮み込む。
体に感づかれずにストレッチする方法はいかに。
とじっと考えて思いついたわけでもないのだが、
ヨガマットを敷き、その上で開脚などしながら、文庫本を読む。
すると、ついつい本の内容の方に意識が行って、体がお留守になる。
ここが狙い目。
体の方は伸ばされているとは知らずに、リラックスしているので、
結果的にはいつのまにか、いつもよりずっと、まんまとヤツはストレッチされているのだ。
それにしても固い。
でも、ストレッチされた後は、かなり違いがある。
足先だって、なんとか掴めるようになったし。
毎日、朝晩、このストレッチ読書を続けてみよう。どこまで柔かくなれるのか。
1000冊読んで、蛸になりたい。
こちら、本日の一冊。
- 作者: 保坂和志
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1998/07
- メディア: 文庫
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☆ この本もあと少しなり夕時雨