ギリギリ性

朝から、素材の買い出し第三弾。いよいよ公演の日が近づいて来て、ソワソワ度が高まって来た。間にあうのかな。間にあわせるしかない。いつの頃からこの性格を身につけたのか知らないが、当日ギリギリまで足掻いていないと何か物足りないような気がして、完成を遅らせている自分が一方にいる。こうやっていて、でも、前日になると泣きべそかいて、徹夜で仕事なんてことになってしまうのは目に見えているのに。

思い起こしてみると、たぶん、F犬街のJ親方のところで徒弟修行していた時に、この性質を植え付けられたんじゃないかと思う。J親方は、もう初演当日のギリギリの時間まで、ああでもないこうでもない、と実験を繰り返し、開演時間が遅れるのはいつものことで、初演が延期になったことすらあった。最後まで粘れ! って、なんだかスポ根系なのだが、そういうことを教えてもらったみたいだ。(あと、喧嘩の仕方も教わった)。

ああ、また今回も、最後のギリギリのところまでバタバタしちゃうのであろう。でも、長年旅行の前の日の深夜過ぎになって荷造りする癖というのを最近改めることに成功したので、もしかしたら今回は少なくとも前日には全て完了して、余裕で当日を迎えちゃったりするのかもしれない(希望的観測)。どちらにせよ、あと3日くらいは思いっきり足掻くこととしよう。

朝顔日記:29日目:4つ目の葉(もしくは蔓?)がはっきり見えて来た。でもまだ数ミリ。これもモワモワ。

☆ 手仕事の窓照らすなり夏の月