闇の確認作業

昨日見た映画の影響で、凄まじい地獄絵の夢を見て、うなされ、夜中にハっと目が覚めたら、体全体が痺れて冷たくなっていて、しばらく元に戻らなかった。DVDにはコメント付きのバージョンも収録されていたので、いつもならそっちも見るのだけれど、数日中に2度見るには衝撃が大きすぎるので今回はパスすることにする。でも、アラン・レネの『夜と霧』は人類が定期的に繰り返し見るべき映画だと思う。人間が常に抱えている闇の深さを思い出すために。そこに再び傾れ落ちないために。闇を一方に見据えながら、光の方に向って行くために。

☆ 薔薇の芽や 秘め事ひとつ 裏通り