鎌倉幕府の前に佇む父母

私の父母、その父母、その父母、そのまた父母、そのそのまた父母、関ヶ原の闘いの辺りにいた父母、大化の改新あたりにいた父母、石ころ投げてマンモス獲ってた頃の父母、などのことをずっとずっと考え、そこに連なり、私の中に引き継がれているDNAのことをずっとずっと考えていたら、気が宇宙の果てまで遠くなって、それからじーんとした。

ムジコノヨヅクリタイカノカイシン。645年頃の父母。
イイクニツクロウカマクラバクフ。1192年頃の父母。

なんでこんな年号を今でも覚えているのだろう。アホだなぁーと思う今の私。
私がこんなアホな時間を生きるためにここまで命をつないでくれたわけでもあるまいに。どう考えても、今の私はその命を十分に大切に生きているようには思えない。
突然、ご先祖様グループ何百何千何万の人々に申し訳ないような気がし始めた。