風邪ひきさん

昨日から、喉の痛み、鼻水、激しいくしゃみ等の風邪ひきさん症状に襲われる。新型・従来型の予防接種もしたし、毎日外から帰ったら手洗いもしてたのになぁ。どこでもらってきたのだろう。数日前に、出先でものすごく激しく咳き込んでいるオヂサンがいて、思わず身構えてしまったのだけれど、あのオヂサンのを貰っちゃったのだろうか。すると今後、咳の症状が現れることが予想される。やだな。

熱はないようなので、割とフツウに生活できるのだけれど、突発的に出るくしゃみには困る。C国では新型インフル感染に備え、くしゃみが出た場合はチリ紙で口と鼻を押さえるか、もしくは腕を90度曲げたL字型にして肘の辺りで口と鼻を素早くカバーしてバイキンが空気中に飛び散るのを防御せよ、などという図入りのポスターがあちこちに貼ってある。でも、くしゃみはものすごく突然にやってくるので、「ええっと、あの図の、あの形に腕を曲げて...」なんて脳が指令を出して、腕がくくっと曲がるか曲がらないかの辺りでもう「くしゃん」と出てしまい、周囲に迷惑をかけまくっている。ましてや、チリ紙をポケットから取り出す暇なんて全然ない。もうこうなったら、腕は常に半L字型に曲げ、手にはチリ紙を握りしめて鼻先20センチくらいのところにスタンバイさせつつ一日を過ごすとしよう。

痛い思いをして新型・従来型のインフル接種をしたというのに、結局風邪を引いてしまったというのは、なんとも口惜しい。たぶん、フツーの、これといって特徴もない冴えない風邪にかかっちゃったんだな。かといって、名前がついてるような立派で重厚なのにかかるよりはマシだもんね。まあ仕方ない。新春早々、ちょっと大人しくして名もなき風邪が体を通過していくのを待とう。

喉が弱い体質なので、子供の頃から今に至るまで、風邪とは結構親しい間柄である。冬になると、昔は大抵3度〜5度くらい風邪を引いていたし、その度に熱でぐったりしながら病院に連れて行かれて、おちゅーしゃなどをされたりしていた。ちゅーしゃくらいでは泣かないかわいくない子供になってしまったのは、そのせいである。やたら引くので、「あー、また風邪か」くらいのノリで、そういう意味ではやたら風邪慣れしたスレた子供であった。人生ここまで派手に何度も風邪を引いているのだから、大抵の風邪菌に抵抗力がありそうなものだけれど。敵もさるもの。毎年毎シーズン、ニューモデルを出して来るので、またかかっちゃう。ああ、今年もまた。メモ帳に「正」の字の上の「一」を書き込みつつ、今年は何度風邪ひきさんとなるのやら。

というわけで、本日は65%稼働くらいで。生姜茶に蜂蜜入れて。足下はふわふわのソックスで風邪ひきさんデー。
おおっと、くしゃん。(やっぱり間にあわない...)