時給を査定中

報告其の壱:昨晩、家のすぐそばで、ラクーン(アライグマ)2匹目撃。ラクーンは可愛いけど結構凶暴だし、子供がいるとなお凶暴な可能性もあるので、道の反対側に逃げました(私が)。

報告其の弐:6月18日に報告した『巨人の手』ですが、今日見たら小指もできてた。これでちゃんと指五本。親指は短く太く、小指は他三本よりも細くてちょっと短い。どうみても手です。工事現場のおじさん達が遊んでるとしか思えない。なんなんだろう。

さて、今日も空間移動を繰り返した。空間移動を数日やってみた結果として、全くぜーんぜん科学的根拠はないのだが、「空間移動は効く」ということを確信した。

朝、なんだか雨模様で天気もイマイチだし、クリエイティブさの欠片もない一日の始まりだったんだよね。このままベッドに戻って季節外れの冬眠に入りたいくらいダラダラした気分だった。ぜーんぜんやる気なくて。と、だんだんと空が明るくなって来るではないか。雨が止んだ。よし、この機を逃しては、と、よっこいしょと腰を上げて、いつもの茶店Mへの短い散歩。

M茶店に付いてお茶を注文しノートを開いた途端、え? え? ええっ? いろんなアイディアが次々浮かんで来た。さっきまでのどんよりした脳はどこに行ったのだ? バニラティーを啜りながら時間も忘れてアイディアを記録する私。その間に何故か今日は赤ちゃん連れのお母さんやカップルが次々と入って来た。

赤ん坊って、すごいエネルギーだな。表情が、きらきらした光のビームみたいだ。ちっちゃい体があんまりきらきらでホカホカしたキレイな光を四方八方に発散してるので、ついついそれを横目でちらちら見てしまい、思わずそのきらきらしたものをノートの端っこに鉛筆で描いたりしてみた。なかなか捉えられないものだなあ、あのきらきらは。ちっちゃい光をそっとだっこしているお母さんの柔らかな体のカーブも、なんだか眩しかった。

などと、あっという間に充実した1時間半が過ぎ、次なる目的地V図書館へ移動。途中歩いている時に、「巨人の指五本目」を発見して、やっぱりなあ、やっぱり...などと妙に納得しつつ。

と、トコトコ歩いて辿り着いたV図書館に3時間半。なんでだろうなあ、やたら集中して仕事がはかどったような...。家にいたら、ものすごーくダラダラしちゃう時間なんだけど。

というわけで、「空間移動は効く」のだ、とほぼ確信した。

それにしても、人間は暇だと変なことを考えるものだ。
今日は、自分に時給を払ってみようかな、と思いついた。

毎日ごちゃごちゃとアートだの書き物だのしていても、それは全て未来への投資みたいな感じで、$とダイレクトにつながっているという感覚がどうも希薄なこの商売。何だか思いっきり下世話に聞こえるかもしれないが、お金と直接つながる感覚を一度持ってみたらどうかな、と考えた。お金=エネルギーという側面もあるわけで、エネルギーが巡らないとどうも自分の中の何かが停滞する感覚があるんだよなあ...。というわけで突然思いついた、時給制。

いくらにしようかなー、自分への時給。毎日バーチュアルな貯金もしちゃったりして。

フフフ、今日もあと2時間くらい仕事しちゃおうかな。なんて。