よい出来事を記憶せよ!

朝っぱらから路上教習2時間。最後のあたりは、集中力の限界が近づいていた。エンスト1回。郊外の車の少ない直線多め道路をぐるぐると回るのだが、それでも他の車は現実世界の車なわけで。いや、冷や汗かいた。焦った。体中の筋肉及び筋硬直。肩凝るわけだよなあ、ガチガチ。先生も苦笑い。車庫入れの練習などもやって、本日の教習終了。それでも少しずつ、シフトチェンジの感覚が戻って来たような。いや、まだまだ危ない。危ない。自分一人で現実の道路を走れる日が来るとは、どーにも想像できないんだよなぁ。

本日の教習での、先生の名言。一時停止の標識で停止して、発進しようとしたら後ろにズった。えっ、うぐっ、やばっ、ひょえっ、とか慌てたらエンストした。その出来事を振返り、一言。「後ろに下がっても、別になんってことなかったでしょ〜。落ち着いてやれば大丈夫なんですよ〜。後ろに下がったらどうしよって、怖いと思ってしまってトラウマになっちゃったりすると、かえって良くないんですよ〜。いいことをたくさん覚えて、悪いことはトラウマにしないようにしてねぇ〜」(終止、ゆるーい口調。でも目がちょぴ鋭い)

よい出来事を記憶して、悪い出来事をトラウマにしない。これって結構、人生の法則かも。心の深いところに刻んでおこうっと。

自動車教習の後は、歯医者。虫歯一本なおす。削る時に「痛かったら、麻酔しますから、教えて下さい」と言われた。削って行くと、ちょっと神経に触る感じがあったけど、無事終了。「我慢強いですねえ」と先生の一言。なんでも、女性の方が男性よりも我慢強いんだそうだ。男性はすぐに音を上げるらしい。そんなもんかしら。面白いなァ。

午後、運転および歯科治療のストレスのなせる業なのか、突然睡魔に襲われる。その後復活して、またしてもソージ挙行。トイレ、風呂場、キッチン。ううむ。ソージしてもソージしても、汚れとゴミと大量のモノの襲撃。今回のこの終わりなき闘いはスターウォーズ改めソージウォーズと呼びたくなるくらいの、過酷なバトル。さらりとソージするか汚れの攻め返しに屈服するか。ゴミに埋もれるかゴミのヤツらとまんまとおさらばできるのか。一歩間違えば谷底に転落するかもしれない程の、困難な闘い。ううむ。制限時間は刻々と迫るし。どこまで闘えるか、最後まで諦めるなよ。いくぞっ。はいっ。油断するなっ。はいっ。

と、どこまでも広がるゴミと私と汚れの宇宙空間の中で、明日も磨きます。片付けます。ああ、なんというスケール。なんというロマン。ソージオタク、ソージマニア、ソージ中毒、何とでも呼んで下さい。私はソージにどっぷりと浸かり切って、もう他のことは何にも見えないの。鬼気迫るってのはこのことか。なぜそこまでやる、ソージ。だって楽しいんだもーん。なんでも、一度徹底的にキレイにすると、空間はそれを覚えてなかなか汚くならないんだって。よい出来事を記憶するってのは、ここにも生きてる模様。ちなみに磨き掃除には重曹がおすすめ、だよ。