2012-06-11 人の心の沁み入る間 映画 最近、続けて観て、好きになった監督、イ・チャンドン。まずこれを観た。 それから、これも観た。 どちらも、画面が呼吸している。 感情が言葉ではなくて、映像そのものに宿る。 とても悲しいようでもあり、でも密かな喜びがあり、 それでやっぱりいとおしく切ない。 映像も音楽も控えめだけれど、だからこそ、そこに人の心の沁み入る間がある。こういう視線で世界を見ている人がいるっていう、 それだけで優しい気持ちになる、 そんな映画。