別人との出会い

10年前くらいに書いたメモが大量に出てきた。読んでみると、難しすぎて頭痛発生。ほぼ意味不明な部分も多くて、本当に自分が書いたのか、一体どういう精神状態で書いたのか、謎は深まる。

哲学的、というより、妄想。
時々、なかなかいいことが書いてあって、へー、とか感心したけど、
まあこねくりまわすまわすまわす。
かなり堂々と恥ずかしい代物。
でも、その当時、めちゃくちゃ難しいことを考えていたことだけは間違いなし。
別人だな、今は。
冬眠あるいはひなたぼっこばかりしている。

人間って大人になるにつれて段々と頭が良くなるのかと思ったけど、逆かもな、とか、いや、やっぱりあの時より今の方が具合がいいような気がするし、とかいろいろと考えた。

ラッコにそのことを話したら、

「なんかに取り憑かれてたんじゃないのぉ、そのころ」とか言ってた。

考えのまとまらない哲学者の亡霊にでも取り憑かれてたか。