コツコツ生きる 仕事する

「コツコツ生きる 仕事する」
という言葉を思い出した。これは101歳まで生涯現役を通した新内の岡本文弥師匠の言葉。昔、友達に誘われて新内を聞きにいって、文弥師匠に惚れてしまい、しばらく追っかけをしていたことがある。芸、人柄、言葉、文字、そのどれもがステキだった。そして、今でもその言葉は生き続けている。

勤め人をやっていないと、どうしても生活がルーズになる。
誰も何も言わないので、つい仕事をせずに、時間が過ぎていく。
これではいけない。
今日は久しぶりに早起きをし、自分で決めた仕事をコツコツとやった。
誰がこれに給金を支払ってくれるわけでもないが、生きるということは、こういうことなのだろう。何やら、気持ちがよくて、一日中ニコニコしていた。

久々に、また文弥の本を引っ張り出してみた。
めくるページごとにいいことが書いてある。

欲を捨てて、毎日を楽しむ。
そして、自分の生きる道を一歩一歩ゆく。

「このほかに道はない この道に花を咲かせ 実を結ぶために生きる」

などというのも心に沁みるが、

こういうのも大好き。

「春塵やいっそままよのボンカレー

百歳現役なんとなくあしたがたのしい

百歳現役なんとなくあしたがたのしい