コツコツ生きる 仕事する
「コツコツ生きる 仕事する」
という言葉を思い出した。これは101歳まで生涯現役を通した新内の岡本文弥師匠の言葉。昔、友達に誘われて新内を聞きにいって、文弥師匠に惚れてしまい、しばらく追っかけをしていたことがある。芸、人柄、言葉、文字、そのどれもがステキだった。そして、今でもその言葉は生き続けている。
勤め人をやっていないと、どうしても生活がルーズになる。
誰も何も言わないので、つい仕事をせずに、時間が過ぎていく。
これではいけない。
今日は久しぶりに早起きをし、自分で決めた仕事をコツコツとやった。
誰がこれに給金を支払ってくれるわけでもないが、生きるということは、こういうことなのだろう。何やら、気持ちがよくて、一日中ニコニコしていた。
久々に、また文弥の本を引っ張り出してみた。
めくるページごとにいいことが書いてある。
欲を捨てて、毎日を楽しむ。
そして、自分の生きる道を一歩一歩ゆく。
「このほかに道はない この道に花を咲かせ 実を結ぶために生きる」
などというのも心に沁みるが、
こういうのも大好き。
「春塵やいっそままよのボンカレー」
- 作者: 岡本文弥
- 出版社/メーカー: 海竜社
- 発売日: 1994/06
- メディア: 単行本
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- 作者: 森まゆみ
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