句読点の日

S市も今日は雨だった。
フレディは今日ものんびり泳いでいた。
フレディ、最高。

なんたらチャウダー選手権で一等を取ったとかいう濃厚チャウダーを食べて、その上にダンジネスクラブがこれでもかと挟まってるサンドイッチを食べたら、お腹が痛くなった。
何のことはない、食べ過ぎだ。

それ以外は、これといってなんということもない一日だったのだが、
どうやら何かが変わろうとしている予感がした。悲しいとかそういうのではなくて、句読点を一つ、打つ時が来たらしい。

過去が遠くなり、未来が近くなった。

後になるとああ、あの時に一つの扉が閉じて、
次の扉が開いたのだなあ、

と思うような日というのは、

案外と突然、ある日、やってくるらしいので。

ずっと続いているものが、そのまま続くだろうと思わせておきながら、
ある日、突然終る。

人生ってそんなものらしい。