祭りだ、これ。

うちの前では、ビル工事の作業員さんたちが、まあ普通は午後4時くらいまでは仕事してる。なんか今日は静かだな、と思ったら、3時すぎには全員消えてた。

外に出ると、近所の警察署に機動隊みたいな出で立ちのポリスが何十人も集結して、ミーティングの最中だった。

街中に青い人が溢れ、5時までに帰ろうとする車の列、青い人が多数乗り込んだ旗付き車などなどで3時過ぎの道路はやたらに混雑。

ホームセンター前では青いTシャツを売り、ホットドッグの匂いが辺りに立ちこめてる。

なんだろう、この高まる緊張感は。
とにかく、今日を逃してはいけないという、この興奮。
今日はスタンレーカップ第四戦、2−2で迎えたホームゲームなのだ。
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(こちら、特別バージョン。定番のはこれに、袖とウエストに緑のラインが入ってる)

私もブルーのロゴ入りシャツで出掛けて、
5時に間に合おうと急ぎ足で帰って来たエレベータの中で、
やはりブルーの男性と一緒になり、(この人も急ぎ足)
要するに、この男性のように誰かの家に集まって、みんなで見るなんてのが定番らしく、
私はまあ家に帰ってラッコと見るくらいのものだけれど、
その見知らぬ男性は、私がエレベータを降りる時に、
やや小声で、でもこれを言わずにはいられない、という様子で、
「Go Canucks Go ... (ニコッ)」とこっちに笑顔で呟いた。
私も青いのを着てるので、笑みを返して小さくガッツポーズなど。

あ、この感じ、N市の花火大会の時に似てる。
この一体感はなに?
要するに、祭りです、これ。
青いロゴ入りシャツは、いわば祭りの法被でござる。

街中が祭りの渦に巻き込まれる。

さて、これから観戦。

☆ 短夜や男五人で観る試合