アートな宵(酔い?)

海を挟んでVの北にあるNVという街に、
ここはコンテンポラリー・アートのギャラリーとカフェが一緒になった、
ちょっと面白い場所があって、
そこでイベントがあるというので、シーバスなる船に乗り、出掛けた。
ちょっとした小旅行。
夜の街に繰り出すなんてのは、最近あんまりやってなかったので、
なんだかワクワクした。

ギャラリーでは音の出るインスタレーションの展示をやっていて、
今夜はその、特別コンサート。
抽象的サウンドと抽象的映像の組み合わせを、赤ワイン一杯飲みながら見ていたら、
最近アートに触れてなかったせいか、
最近ワインに触れてなかったせいか、
やたらに気持ち良かった。
酔っぱらっただけだというには、ちょっと気持ち良すぎた。
アートがいつの間にか体の中に入ってきて、世界と自分が一緒になって、ゆらゆらと揺れていた。
やっぱり、酔っぱらっただけか、これ。

☆ 三月の夜は世界も酔うらしき