楽しみを植える

トマト6号収穫。小松菜全て収穫。さて。

V市の夏はもう99%終わっている。空には鰯雲。夏がほとんどないままに、秋に突入。と、カレンダーを見ればおー9月。8月はやたら早足でスタスタいっちまったなぁ。これからどんどん曇天、雨天、寒天などが押し寄せて来るV市の秋空。日照時間も日毎減って行くので、覚悟しとかないと。夏のうちに太陽の光を体内に蓄えておきたかったのだけれど、いかんせんの冷夏。

ベランダの植物達も、夏の日のような勢いが消え、トマトの葉っぱは黄色くなり、紅葉か? と思う程。ディルはなぜか突然枯れた。アブラムシのものすごい攻撃に遭ったせいなのか、それとも何か別の原因があったのか。これからまた元気になったりするんだろうか。

近くのオーガニックマーケットの花屋さんを覗いたら「オーガニック液体肥料」というのがあったので、「植物ユンケルー!」とか頭の中で叫びつつ購入。野菜の種もたくさん売っていて、お店の人に聞くと「これ全部、秋蒔きだから、今蒔いてOK!」だというので、迷わず「アジアン・サラダミックス」購入。本当は水菜だけが欲しかったんだけど不在。このミックスの中にもMizunaが入ってるってことで、とりあえずこれ蒔いてみることにした。

植物ユンケルは、どうやら魚系のものが入っているらしく、腐った魚を100倍ぐらい濃くしたような匂いがする。液体の色と質感も腐った魚である。どろどろ。でもまあ、これでちょっとお疲れ気味の植物連が元気になれば...と、鼻つまんで散布。この肥料は普通は一週間か10日に一度くらい撒くんだそうで、あー、もうちょっと前から植物らにこれ飲ませておけば、こんな疲れた姿にならなかったのかも、と申し訳なく思う。「この土、味しないー」とか「めしくれー」とか夏中喚き続けていたと思われる植物連たちは、この植物ユンケルをググっと飲み干し、「ほぁー」とようやく一息ついた様子。

「アジアン・サラダミックス」を小松菜収穫跡地に蒔く。種からの栽培は初めてなので、どうなることやら。なんでも生えて来たのをチョキチョキ切って、そのままお皿に盛ると「サラダミックス」になるんだそーだ。なんとなく、私が食べる前にグルメな虫などが現われて「アジアンサラダ腐魚ドレッシング最高!」とかカンドーしながら、サクサクむしゃむしゃ食べちゃいそうな予感がするが。いつになったら芽が出るのかなー。寒天の下でもホントに育つのかなー。またお楽しみを一つ植えてしまった。

今日はあちこちの画材屋を回って、欲しい素材を手に入れ、通りすがりのおもちゃやで白クマ3匹購入。
寒いと思ってたのに、猛スピードで歩き回ってたら、Tシャツからちょっと湯気が出てた。