私...やっぱりMacさんが...好き。

タイトルからも想像されるように、朝イチで寄ったAppleストアで、昨日妖怪...じゃなくて溶解したMagsafeは新品とすんなり交換してもらえた。もともと電源が溶けるという事態の方が問題だと言えば確かにそうなんだけど、まあ3年も使ってたし、面倒臭い手続き一切なしで、その場で気前良く交換というサービスはかなり嬉しかった。Macのカスタマーサポートには以前にも感心させられたことがあったけど、これでまた私のMacラブ度が高まってしまった。

思えば、最初に買ったパソコンが「アミーガ500」だったのを抜かせば、今のマシンでMac4台目。ラップトップがやたら分厚くて黒かった時代からのお付き合い。OS9時代には、気まぐれな彼氏彼女のようなヤツで、途中で黙りこくったまま突然消えちゃったり、原因不明の不調や快調の波に翻弄され、コンピューターというのは人間みたいな気分屋さんなんだなあ、などと半ば諦めつつ、いろいろと苦労もさせられ、かなりの迷惑も被った。それがOSXになってから、デキる秘書のように仕事の効率が安定。見違えるようである。黙って居眠りしたり、途中でフっと消えちゃうなんてこともなくなった。しかも、なんだか昔よりどんどんカッコ良くなってるよ、君。成長したわね、アンタ。悔しいけど、惚れ直しちゃったぜ、ベイビー。こんなに頭が良かったのね、Macさん。あああ、眩しいわ、アナタと居るだけでなんだかクラクラする...。

という具合に、昔思いっきり苦労をさせられた相手だけに、その成長進化はやたら嬉しくて、つい惚れ直しちゃうのだなあ。そして、今回の溶解事件もすんなり解決され、とっても幸せ。ごめんね、疑ったりして。これからはもっと優しく扱って、君の電源と本体を長持ちさせてあげるからね。ずっと一緒だよ。ええ。ゆびきりげんまーん。

とかなんとか、かなりのラブラブ状態。出会ってから一度も浮気をしたことがないのが、自慢でもある。だってMacにはこれまでに本当にいろいろとお世話になってもいるんだもん。

まだF犬街にいた頃の話だけど、今の前のマシン(powerbook G4)を買った時に、それを持ってプレゼンに行っただけで、「この企画オッケー!」とパフォーマンス作品にGOサインが出たことすらあった。まあ、そのアートスペースのディレクターがものすごいMacオタクのおじさんで、日本語キーボードのチタニウムG4を初めて見て、興奮しすぎたというだけの話なんだけど。

今日もAppleストアの店員さんたちはTシャツ姿であった。何かに似てるなあ、と思ったら、学生の頃にバイトでやったハイテク美術展のアテンダントの服装にそっくりだった。お揃いの、ちょっとアートっぽいTシャツにジーンズ姿。まあ、何というか、フットワークが軽そうなのと、お客にブレンドする感じがいいんだろうな。商店店舗レストランなど、いわゆる接客商売は服装からして自分には絶対にできないだろうなあ、といつも思うのだが、今日はフと、ここなら少なくともドレスコードだけはクリアできるかも、なんて、なんだかちょっと嬉しかった。

さて、V図書館で数時間仕事(時給:2500円!)の後、またぐるりっと空間移動してヨガ教室へ。寝転がったりするポーズが多かったので、あんまり気持ち良くて、途中で寝そうになった。寝る時よりも、もっとずっと気持ちが良かった。ああいう時ってα波とかガンガン出てたりするんだろうか。ラカンの本などを数日前から読んでいて、想像界だの象徴界だの無意識だの、そんなことを考えていたところだったので、意図せずα波がでちゃう感じが面白かった。あれは、意図したら出ないんだろうなあ。

さてもうひと仕事。陽はまだ高い。V市では一般的に北向きの家の方が好まれる。というのは北側に山の眺望があるから。ウチも理想的な北向きなので、ベランダの植物軍団には夕暮れ時になって初めて日光が直射する。チラリと見ると、吸ってるなあ。あれは太陽のエネルギーを吸ってる色だなあ。緑濃し。