小さな劇場

今週はずっと天気がいいらしい。天気がいいと、寒い。
白い息を吐いて、手袋を忘れた手をジャケットの中にひっこめながら、
約束の場所へ。

とても小さなアート・スペースを運営している人たちがいる。
そうだなあ、日本の部屋の大きさで10畳くらいだろうか。
たぶん、6畳よりは広いと思う。
でも、観客が20人入ったらギュウギュウになるくらいの広さ。
そこで今度公演をやらないか、というお話なのだ。

こういう面白そうな企画には即座に乗る。
観光地のど真ん中の、隠れ家の如き空間。
どんなワクワクを作り出せるか、楽しみだ。