Nの日常

ふらふらとNの街中を散歩する。S山神社に参拝。Nに帰って来た時には、いつもここにお参りに行く。帰って来ました。また行って来ますという、そんな感じで。パンパンと打つ柏手の音が一つの句読点になって、また新しい日々が始まる。

雑貨屋。靴下とノートを買う。それから本屋。何時間でも遊んでいられそうな大きい本屋さん。Nもなかなかいいじゃない。フと、ここに住んでいたらなあとそんな想像をする。

ぷらぷらと、また駅まで歩く。いつの間にか雨になって、風も強くなって、びっしょり濡れた。皆、ささっと雨傘を持っていて、すごいなあ。濡れながら走っている人なんて、他にいなくて、ちょっと恥ずかしかった。