きっと行くべし。越後妻有に急げ!

行って来ました、越後のアートゾーン。越後妻有トリエンナーレ2009を目前にした、田植えしたばっかりの里山。えっ、どうだったかって。いやあ、素晴らしかったです。これまでこのゾーンのアートの営みに足を運ばなかった自分をエイエイエイと責めたくなるくらい、まっすぐカンドーしました。何にカンドーしたのかって? アートです。っと一言で言い切りたいところですが、こちらのアートはそこらの美術館などにチマっと納まってる類のアートとはワケが違います。車はどんどん山の中に入って行きます。棚田が、清流が、茅葺き屋根が、車をS字に縁取ってゆきます。こんなところに本当にアートがあるのっていうような場所に、アートが私たちを誘ってゆきます。黄色い看板が出てます。「こっちにアートがあるよ」って。でも、結構道に迷ったりします。それでも、イライラしたりはしないでしょう。だって、そこには山の空気、水面に雲を映す水田。そして、腰を曲げて荷物を押して行くおばあちゃんの緩やかな歩行がありますし。まあ、迷ってもいいなあ、アートが見つからなくっても、それでもいいなあ、と思うくらい、時間はもうしっとりと青青と私たちを包み込んでいます。温泉もあるしね。アートの合間に温泉に浸かっちゃったりもします。じわーん。ぽおお。

と、途中の日帰り温泉(泉質良し!)でひとっ風呂浴びたR嬢と私は、夕暮れ迫る頃アートの館へと到着。さて。(つづく。飛脚サービスはあるんですが、肝心の飛脚がダレちゃってて、さっきから昼寝してるんです...)